黄色い藤の花が、咲いていた。
ハッとさせられるような原色に近い黄色だ。太陽の光を浴びてまぶしく光っている。
取材で出かけた、JR小海線清里駅でのことだ。
「キバナフジ」と、手がきの札が掛けられていた。
調べると「金鎖(キングサリ)」という名で、藤と似ていることから「キバナフジ」の別名を持つらしい。けれど藤の仲間ではなくマメ科の有毒植物だという。
納得のネーミングは「golden chain tree」という英名から来ているそうだ。「金色の鎖の木」。おとぎ話の魔法の国にでも出てきそうだ。
昭和の頃の有名観光地だった清里駅前には、今は、シャッターが閉まった店が並んでいる。
それでも駅舎を新しくリニューアルして、駅前にむかし小海線を走っていた機関車C56 149号を設置し、明るい雰囲気を取り戻した清里駅に、ビタミンカラーのキバナフジはよく似合っていた。
清里を元気に。
そんな気持ちで、きっと植えられたのだろう。
JR小海線清里駅です。
外からのぞいたホーム。
駅前には、機関車が置かれています。
今は使っていないというむかしのピクニックバスも。
モニュメント横に、2台ありました。
キバナフジは、機関車横に咲いていました。
緑と黄色の組み合わせに、明るい気持ちになりました。
あまりに綺麗で、近づいてしばらく見つめてしまいました。
ちょうどいい時期に行きました。
こんばんは。
近所にある親戚の家にもこのキングサリがあります。
キバナフジの方が柔らかい名前で好きだな~と思いました。
清里駅ってきれいな駅ですね。
どんなところなのだろうと思っておりました。
名前がいいですね、しかも小海線とはね。
これから秋田もキバナフジに似た花が咲くニセアカシアの花の香りに包まれるはずです。
キバナフジ、ほんと藤に良く似ていますね。
鮮やかな黄色が目を引きますね。
昭和の頃の有名観光地、清里には憧れていて、今から32年前に家族で行ったんですよ。
清泉寮がほんとに流行っていて、一度この目で見てみたいって感じでした。(笑)
長野に行った帰りにたぶん寄ったんだと思います。
車だったけど駅の方も行きました。
父も母も一緒で、「ここは若者が来る所やな~」と言った言葉を今でも覚えています。
駅もすっかり綺麗になって、清泉寮もまだ健在みたいですね~
懐かしい事を思い出せました。
ありがとうです~~
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。