庭に、濃い紫色のタチツボスミレが咲き始めた。
2年前に森から移植したもので、しっかり根付いてくれた。
たぶん「ニオイタチツボスミレ」だと思うのだが、”バラのような”と形容される香りは感じられない。
ほかにも「オオタチツボスミレ」「コタチツボスミレ」「テングタチツボスミレ」「アイヌタチツボスミレ」などなど、調べれば調べるほどに混乱していくほどに多々種類がある。
わからないから、紫のタチツボスミレということにする。
庭に咲いていたタチツボスミレを玄関の石垣に集め始めた理由は、自分でもわからない。いつから集めていたのだろうか。
けれど多々あるタチツボスミレの種類を調べていて、花言葉を見つけ驚いた。
「つつましい幸福」「小さな幸せ」
それはこれまで、日々の暮らしのなかでとても大切にしてきたものだった。
夫が撮る写真の根底にある「何でもない日常の大切さ」にも通じている。
集めてきたものの小さな”きらめき”を、石垣の隙間で揺れるタチツボスミレのなかに見出した瞬間だった。
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これが濃い紫色のタチツボスミレです。
しっかり花開くと、真ん中は白く筋が描かれています。
「距」の部分は、赤紫色。オオタチツボスミレは白いというので、ニオイタチツボスミレかな~と判断しました。
葉っぱの様子も、見分けるキーになります。
タチツボスミレ。もともとこの土地に咲いていたものを、石垣に移植して集めています。
こちらも真ん中は白く、筋のような模様があります。
「距」も花と同じく薄紫色。
可憐ですね。
こんばんは。
木曜日の夜は強い雨になりました。
タチツボスミレ、我が家にも濃い色のがあります。
でもやっと目が出て丸い葉が出てきたところです。
ボルトガルに住んでいた私のブログ友達の青目さんはよく市場ですみれの小さな花束を買ってきて生けていました。
日本には小さくても生けられそうなすみれはないのかなと思ったものです。
こちらもさくらが咲き始めたようです。
週末には晴れそうなので、出かけてみたいと思います。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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