「re-action~天使とポルトガルの空が出会う。何かが始まる予感―」は、きのうが開催最終日。たくさんの方々に足を運んでいただき、ぶじ終えることができました。応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
そのギャルリイグレグ八ヶ岳の庭には、見たことのない花がいろいろ咲いていて、時間が空くと眺めては楽しんでいた。
夫が写真を展示した小展示室の窓から見えたツクバネウツギも、そのひとつだ。
「衝(つく)羽根(ばね)空木(うつぎ)」とかく。ガクの部分が、羽根突きの羽根に似ていて名づけられたという。
枝の細い低木に、ほんのりピンクのたくさんの花を咲かせていた。
ウツギといっても、アジサイ科ウツギ属のスタンダードなウツギとは違い、スイカズラ科ツクバネウツギ属という独特のガクを持つ種類のようだ。
ウツギと呼ばれる低木は同種のものだけではなく、枝の中がストローのように空いている、つまり空っぽの木を「空木」と呼ぶようになったそうだ。
「空木」という漢字からは、広がる空に枝を伸ばす木をイメージしてしまうけれど、空っぽの方だった。
空(そら)と空(から)が同じ漢字であることに、個人的にはいつまでも馴染めずにいる。
あ、また忘れてた、空っぽの方だったと思うたび、駐車場に表示された「空車」を見て「そらくるま」って何だろう? と疑問に思った子供の頃にたちまち戻ってしまったようで心細くなる。
小展示室の窓から見えたツクバネウツギ。まるで祝ってくれているかのように、開催中咲き続けてくれました。花を添えるとは、このことですね。
低木の枝に垂れ下がるように、花がいっぱい。
5枚の花びらがくっついていて、なかには模様のようなものが見えます。
10~12の花が、まとまって咲くんですね。
花びらのもとの部分(ガク)が、よく見ると羽根突きの羽に似ています。
ご主人の写真展、盛況で本当に良かったですね。
とても、素敵な空間で、近くだったらぜひ伺いたい場所です。
ポルトガルの風景。心に残る思い出の地、甦ることがいっぱいでしょうね。
また、いつの日か、行けると本当にいいですね。
私も、「ロカ岬」は、訪れたい場所リストにまだあります。諦めてません。
窓から見える、ウツギも美しいですね。
ちょうど、いい季節に写真展をされましたね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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