山梨のパワースポット第3弾の記事をかいた。
毎年初詣に出かけるお隣り韮崎市の「武田八幡宮」だ。
毎年出かけている場所なのに、夏の盛りに行くのは初めてのこと。森が放つパワーというかフィトンチッドというか、そういうものを身体じゅうに感じてきた。
さてそこで、地面をじっと見て歩いている男性と遭遇した。
「珍しい野草でも咲いてるんですか?」
訊ねると、「苔の観察をしています」とのこと。
自然の森ならではの苔の生育が見られるそうだ。
「でも、珍しい野草も見られますよ。ここには、ホトトギスが咲いています」
「あ、可愛いですね」
見たことのない変わった形をした小さな花が、咲いていた。白に紫色の斑点が印象的だ。調べるとヤマホトトギスのようだ。野鳥のホトトギスのお腹の模様に似ているからとつけられた名だそうだ。
夏から秋にかけて気長に咲くらしい。
「こっちには、カシワバハグマ」
「これが蕾なんでしょうか」
「だと思います」
カシワバハグマは、「柏葉白熊」とかき、コウヤボウキに似た花を咲かせるようだ。
当たり前だが、何度も足を運んだ場所でも、季節によって違う顔を見せてくれる。新しい発見もある。そしてたぶん、この季節ならではのパワーもしっかりもらってきたような気がしている。
来年で御鎮座1200年ということで、真新しい横断幕が掛けられていました。
神樹です。まっすぐに伸びています。
その根もと近くに咲いていたヤマホトトギス。
すぐ近くに、カシワバハグマ。
御朱印は、セルフ形式になっていました。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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