毎日のように見ていた八ヶ岳連峰の、我が家から見たときに真ん中に位置する山の名前を初めて知った。「阿弥陀岳(あみだだけ)」という。
ドラゴンパークの展望台で、周囲の山々をとてもわかりやすく記した地図(山地図というのだろうか)があり、知ったのだった。
八ヶ岳連峰は、富士山のようにどこから見ても富士山、のようにはいかない。
八ヶ岳の向こう、長野県側から見たとしても左右対称とはいかず、向こう側に行く途中途中で見上げれば、もう八ヶ岳だとわからないほどに、形を変えてしまう。
だからネットで調べても、確実にこれが○○山と断言するのは難しい。
それでも、同じ方向から見た山地図なら安心だ。
我が家から見た八ヶ岳は、西岳、編笠山、権現岳、阿弥陀岳、赤岳、横岳(山叉峰)だとわかった。
胸の奥につかえていたものが、ようやくとれたような気がして、ホッとした。
けれど、八ヶ岳連峰は8つの山というわけではない。Wikipediaによれば23もの山々が連なる連峰だ。
山の名前を知ることは、難しい。
ドラゴンパークの展望台から見た、八ヶ岳連峰。
真ん中は、阿弥陀岳。
白根三山が揃ってるんだと、思っていたけれど。
これを見ると、白根三山のうちのひとつ農鳥岳しか見えていなかったことがわかりました。
以前、甲府の右左口から見た白根三山。左が間ノ岳(あいのだけ)、右が富士山に次いで日本第2位の標高を誇る北岳です。ここからは、農鳥岳は見えていませんでした。
鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳。
それが連なった南アルプス連峰。
富士山の周りの山々は?
左右に、鬼ヶ岳と三方分山が見えていました。
そして、東の山々。雪を冠しているのは、金峰山でした。
茅ヶ岳と金ヶ岳は、ここからだと重なって見えるんだね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。