庭の山桜が、咲いた。
ちらほらとというか、控えめにというか、遠慮がちにというか、静かに、人知れず、といった感じで咲いている。
そう思うのは、ソメイヨシノなどと比べてしまうからだろう。
人の目というフィルターを通して見たこういった感覚は様々なところに表れていて、立ち返って気づくたびに不思議に思う。
20年前に移植した小さな苗も、見上げると立派な樹になっている。
山に咲く山桜は、自生した原種で生き残った強い桜が多いはずだ。そう思うと山桜が空を見上げ堂々と咲いているように思えてくる。
自分の見方によってこんなに変わってくるのだから、出口が見えない今の時間も、上を向いて歩こう。
家の前の道。左が我が家です。家の向かいには、悲しいことに太陽光パネルが並んでいます。
静かに咲いた山桜たち。葉桜というか、葉っぱと一緒に咲くんですよね。
手前の赤は、ハナミズキです。
山桜の白い花。頼りなげにひらいた葉も可愛い。
赤いハナミズキ。
やわらかな赤ですね。
隣りには、白いハナミズキも咲いています。
道を挟んで左右の景色の違いが・・・・空き地が次々パネルになっていき私としては少々残念。左半分自宅が素敵ですね。伊奈ヶ湖も色々な桜が咲いていますが早くに咲いた桜は葉桜と花びらが落ちたガクの赤・・・なかなか綺麗です。野鳥のさえずりも楽しめ、夏鳥の声も聞こえ始めました。こんな状況が早く落ち着きまたお会いできるのを楽しみにしております。
こんにちわ
桜が終わり、ハナミズキが見ごろを迎えましたね。
さえさんのお庭には、赤と白のハナミズキが咲くのですね。
広くて青い空、わき立つ雲。
まったく、コロナとは無縁ですね。
景色を見せていただき、ほっとしました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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