近隣をウォーキングしていて、チゴユリを見つけた。
白く小さな花を一輪だけ咲かせる、可愛いらしい野の花だ。
白い花が好きだ。
何にこんなに魅かれるんだろうと不思議になるほど、見つけると心躍り、その姿にうっとり見入ってしまう。
清楚な雰囲気。生まれたてのような無垢な姿。凛とした姿。それでいて可憐だ。
不意に、思い浮かぶ。
「天使だ」
地上に舞い降りた天使たちが今、あちらこちらで花を咲かせている。
小さくひっそりと白く白く咲くチゴユリに、祈った。
どうかわたしたち人間に、穏やかな暮らしをとりもどさせてください。
群生していたチゴユリ。
「梅之木遺跡」の森に咲いていたヒトリシズカ。
韮崎市の甘利山に咲いていたオオヤマフスマ。
庭のスズラン。ちょうど5月1日「スズランの日」に咲き始めました。
☆『地球の歩き方』北杜・山梨特派員ブログ、更新しました。
こんばんは。
私も年々白い花が好きになっています。
はじめ白っていいなあ~と思い始めた花がビオラで、色とりどりのビオラに白いビオラを寄せ植えしたらとてもすっきりときれいに見えたのです。
それ以来寄せ植えの時は必ず白い花を入れるようになりました。
山野草も白が好きです。
ちごゆりも、ひとりしずかも大好きです。
我が家の鯛釣草の白はあともう一息です。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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