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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

窓から見た夕焼け

早めに夕食を食べ始めると、夏のあいだ、その時間に北側の窓から夕焼けが見えるときがある。

ふと目を向けた瞬間、息を飲む。

美しいとか、綺麗だとか、もちろんそうなんだけれど、それだけじゃない何かに、吸い寄せられる。

 

ああ、自分は今、疲れているんだ、と我に返る。

いや。疲れているというより、切ないといった方がいいだろうか。それとも悲しいのだろうか。

今もしかしたら、こんな気持ちの人が多いのだろうか。

 

夕焼けは、だいじょうぶだよ、と言っていたのかもしれない。

そのうちきっと、こんなふうにホッとする瞬間がやってくるって。

まるで影絵のようでした。リビングのライトが映っています。

八ヶ岳は、かっこいいなあ。

色が、刻々と変化していきました。

西の空が見えないのが残念ですが、美しかったです。

 

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  1. ぱす より:

    美しい夕景ですね。
    お部屋から八ヶ岳が・・♪
    素敵なシルエットですね。

    朝のグレートトラバーズでは、ここ数日は八ヶ岳縦走していました。(2年前のことですが)
    そして、私は今年5月の美ヶ原の旅で、八ヶ岳の稜線を眺めました。うっとりとしました。
    ちょうどさえさんのお宅から見える、反対側を見ていたのだなあ~と思いました。
    日常の景色に山が溶け込んで、うらやましい限りです♪

  2. さえ より:

    >ぱすさん
    夕焼けって、ほんと不思議な美しさがありますよね。
    居間でくつろぎながら、ハッとするような八ヶ岳の風景が見えると、大きな絵を飾っているような感覚に陥ります。
    ぱすさんは長野側から八ヶ岳を見たんですね。
    たぶん、形も雰囲気もまったく違う山のように見えたんじゃないかと思います。
    贅沢な風景、大切に心に収めていきたいと思います。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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