化粧が、苦手だ。不器用で思い通りに手を動かせないだけでなく、化粧した自分の顔を上手くイメージできない。だからいつも、日焼け止め入りのファンデーションを塗り、口紅の代わりに...
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花と木, 田舎で 2018.05.30
「この匂い、ナデシコかな?」「あ、玄関側、いい匂いするよね」夫とそんな会話を、交わした。今、玄関の駐車場脇では、ナデシコが満開だ。やわらかなピンク色に似合わずとても強く、...
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小川洋子, 読書 2018.05.29
小川洋子の『刺繡する少女』(角川文庫)は、狂気と背中合わせにある世界を描く、10編からなる短編集である。『刺繡する少女』〈僕〉は、終末期を迎えた母が入院するホスピスで、1...
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山梨の健康寿命は、日本一だそうだ。けんこうじゅみょう【健康寿命】零歳の者が健康で何年生きられるか示した数。このとき、健康とは傷病により就床した状態でないことを指す。エッセ...
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最近、ベッドのなかで眠れないなあと思いながらあれこれ考えているうちに、夢を見ていることがある。それこそ「夢現(ゆめうつつ)」という言葉そのままの状態で、夢を見ていたことに...
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ウッドデッキが、ようやく完成した。大工さんが、一枚一枚ペンキを塗った板を張り、ビスを打ち、張り終えるとふたたび一枚一枚ペンキを塗っていくさまを見て、家のような大きなモノ作...
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ひとつの言葉が、空気を変えてしまうことがある。例えば、今の今まで睦まじくしていた恋人たちの片方が、意を決し、別れ話を切り出す。その瞬間、ふたりの間にはあるいは嵐のような、...
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小川洋子の連作短編集『人質の朗読会』は、胸に残る小説だった。ふと思い出して、オンデマンドでドラマを観た。監督【原口正晃】(2014年放送)〈cast〉ラジオ局報道記者 中...
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日曜日、川俣川東沢渓谷の『吐竜の滝』へ出かけた。日本名水百選のひとつ「八ヶ岳南麓湧水群」が集まって流れる渓谷で、そのなかでも季節ごとに美しい顔を見せてくれるのが『吐竜の滝...
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きのうは、イエローでストップする日だった。信号である。黄色信号で止まるか進むかは、ご存じの通りタイミングによる。それが微妙なところで、「ストップだ!」と急ブレーキにならな...
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改築中のウッドデッキ。基礎ができ、板をはり始めたので、きのうの日曜日、久しぶりに洗濯物を干した。改築が始まってからずっと部屋干しだったので、気持ちがいい。はり終えた板は4...
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外ご飯, 食 2018.05.20
先週、友人とランチした際、ストレス解消法は? という話になった。わたしが、車の運転がけっこうストレス解消になっていると言ったからだ。「ひとりでじっとぼんやりしてるのが大好...
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さて、『妻は他人』には、続編がある。『人は他人 異なる思考を楽しむ工夫』(KADOKAWA)だ。料理の仕方は当然のこと、家族でも洗い物の仕方も洗濯の干し方も違っている。妻...
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NHK『みんなの手話』のなかで、聞こえる人と聞こえない人の違いをおもしろおかしくコントで表現するコーナーがある。聴覚に障害を持つ人ならではのコミュニケーションの仕方などを...
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