夫を迎えに韮崎駅に行くのは、たいてい夜である。駅までの道は田舎なので真っ暗で、ライトを消すと何も見えなくなる場所もある。そんな道を走り、着いた駅はまぶしいくらい明るく、そ...
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同じ明野町にある、さくらんぼ農園を取材した。さくらんぼ狩りもできる観光農園がほど近い場所にあり、今ちょうど、さくらんぼの王様とも言われる佐藤錦が旬を迎えている。美味しいの...
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もう五度目になるのであまり気にならなくなったが、やはりまた憑いていた。そういうものが憑くと、肩のあたりに何やら乗っているような気配がしたり、頭が重くなったりするものかと思...
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きのうの朝、朝食をとりながらウッドデッキを眺めていた。雨が、しとしとと降っている。それがいつもよりスローモーションに見える。ウッドデッキに到達した雨粒は、シャボンのような...
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その他, 読書 2018.06.11
ジャケ買いした。先週東京に出たときに、本屋をゆっくりと歩く時間があった。『パリのすてきなおじさん』(柏書房)というタイトルにも魅かれるが、金井真紀が描くおじさんたちの絵に...
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花と木, 田舎で 2018.06.10
「忙しい」とか「時間がない」という言葉が嫌いだ。だから、使わないし、自分のなかでも認識しないようにしている。するとどうなるかというと、自分のなかでキャパシティがいっぱいい...
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山本文緒, 読書 2018.06.09
山本文緒の短編集『ブラック・ティー』(角川文庫)に、『夏風邪』という短編があり、特別好き、というわけでもないのに、折りにふれ思い出す。薫は、30歳のOL。同い年で7年付き...
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「GWに行くって言ってた『タヌキ村』、どうだった?」上の娘は外資系の会社に勤めていて、会社の同僚は外国人が多い。その彼らの企画に乗って旅行すると聞いていた。どうしてまたそ...
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『ウドウロク』(新潮文庫)の文庫が出た。3月にNHK『あさイチ』キャスターを引退すると同時にNHKを退社したばかり。有働由美子のエッセイ集である。初出は4年前だが、長く務...
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東京は四谷で、ふらりと写真展に立ち寄った。光と影をテーマにした、数人の写真を展示した30枚ほどの写真展で、しかしどれも胸に感じるものを残すような力を秘めているように感じた...
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山, 芝居, 田舎で, 鑑賞 2018.06.05
日曜日、市内のホールで『峠の少女』を観てきた。エッセイサークルで教わっている水木亮先生が脚本・演出を務める演劇で、昨年終戦記念日に公演したものに手を加えてあり、戦争の悲惨...
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いつも行く美容室で、サンザシのコーディアルを購入した。これまで、行くたびに出してもらっていて、気まぐれにどこで売っているのかと訊ねてみると、ここで売っていますとの返事だっ...
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金曜の午後、お隣りは韮崎市の甘利山にひとり登った。ツツジが一面に咲く観光スポットで、先週、開花情報が出たところでの取材である。山と言っても、駐車場から頂上まで徒歩30分ほ...
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家ご飯, 食 2018.06.02
町内の産直野菜直販所で、きみひめのヤングコーンを見つけた。「あ、食べたいな」思い出したのは、去年多治見をひとり旅したときに入った居酒屋で炭火焼のヤングコーンを食べたこと。...
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