家ご飯, 食 2016.12.31
瑞々しい赤葱が、産直野菜売り場の店頭に並んでいたので、ねぎま鍋をした。お吸い物より濃い目に味つけしたスープに針生姜をたっぷり入れ、ブツ切りの葱と刺身用の鮪のブツを入れる。...
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玄関に、大きな丸太がある。米松の丸太。海を渡って来たアメリカの松だ。家を建てたときにお世話になった大工さんと一緒に、わたしたち夫婦は材木屋さんの作業場に行き、その丸太を選...
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角田光代, 読書 2016.12.29
角田光代の短編集『おまえじゃなきゃだめなんだ』(文春文庫)を、読んだ。サブタイトル「ほんものが、欲しい」に13編、「好き、の先にあるもの」に10編収められている恋愛小説集...
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年末である。年賀状の印刷で、プリンターはフル回転。旅行の写真を両親に送る際にも長時間労働してくれた。最近とみに、プリンターの近くで作業する時間が増えている。そんなある日の...
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家ご飯, 食 2016.12.27
いただいた柚子で、ジャムを煮た。いただいてからしばらくたってしまったのだが、まだまだ瑞々しく、絞るとたっぷり果汁がとれた。「苦くない柚子ジャム」というネットレシピで、煮る...
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家ご飯, 食 2016.12.26
クリスマスイブの夜、ステーキを焼いた。「ホットプレートで、焼こうか」と、夫。「いいね」と、わたし。夫婦二人の食卓だが、テーブルでステーキを焼き、ワインで乾杯した。子ども達...
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ため息をつくと、幸せが逃げる。よく聞く言い伝えだが、由来には、ため息を聞いた周囲の人が不快に感じて離れていってしまうから、という説もあるそうだ。確かに近くで誰かが、それも...
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井上荒野, 読書 2016.12.24
井上荒野の長編小説を、初めて読んだ。『ほろびぬ姫』(新潮社文庫)だ。冒頭から、読者を驚かせるための趣向が凝らしてある。以下本文から。あなたはあなたが連れてきた。嵐の日だっ...
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クリスマスである。東京で暮らす子どもたち3人それぞれに、プレゼントを送った。イブの夜に枕元に置けそうな小さなものだ。それを箱に入れ、のど飴やクッキーや都こんぶやチョコレー...
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「まだ、痛むんだよ」肺の手術をしてからというもの、電話の父の声がか細く聞こえるようになった。88歳という年齢での手術は、気持ちも弱らせてしまったように見え心配していたのだ...
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小池真理子 2016.12.21
小池真理子のサスペンス小説『柩の中の猫』(集英社文庫)を、読んだ。1955年、画家を目指していた二十歳の雅代は、美大で油絵を教える悟朗の家で住み込みで働くことになった。父...
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山, 田舎で 2016.12.20
日曜日。所用で清里に出かけた際、八ヶ岳高原大橋を通った。前日の雲がかかった八ヶ岳に心配していたのだが、八ヶ岳おろし、強い北風が吹くだろうとの予想を裏切り、穏やかな陽気だっ...
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「薪ストーブの灰を持っていく」そう言って出かけた夫がなかなか返ってこないと思っていたら、軽トラックいっぱいに枝を積んで帰ってきた。「灰が、枝になったよ。そのうえ、ほら」手...
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花と木, 田舎で 2016.12.18
北風が休暇をとっていたきのうの土曜、庭の落ち葉を掃き出した。フリースにダウンを着こんでいたのだが、暖かな陽が差し、すぐに汗をかきダウンを脱いだ。庭に溜まった落ち葉に触れる...
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