芥川賞を受賞し発売された『コンビニ人間』(文藝春秋)を、読んだ。著者は、村田沙耶香。いまだコンビニでバイト中の36歳の女性だそうだ。古倉恵子36歳は、18年前、駅前のコン...
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台湾, 旅 2016.08.06
台北3日目、最後の夜は中心街、中山(チョンシャン)を歩いた。ホテル近くなので電車にも乗らず、ふらふら歩いて夕飯を食べる店を探した。行こうと思っていた火鍋の店がいっぱいで、...
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台湾, 旅 2016.08.05
台北3日目は、康青龍(カンチンロン)を歩いた。ランチに小籠包を食べようと『鼎泰豊(ディンタイフォン)』を予約していたのだ。「康青龍」とは『鼎泰豊』のある永康街(ヨンカンジ...
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台湾, 旅 2016.08.04
台北2日目の朝は、迪化街(ディーホアジエ)を歩いた。河の近くの街で、中国大陸からの移民が水運を利用し栄えた問屋街だ。漢方薬、お茶、乾物、カラスミ、そして布や糸、仕立て屋が...
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台湾, 旅 2016.08.03
2日目は、台北近郊の九份に行った。昔は、不便な山の上にある9世帯だけの集落で、食材日用品はいつも九份(9つ分)まとめて調達していたそうだ。そこから「九份」の名がついたとい...
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台湾, 旅 2016.08.02
楽しみにしていた夜市を歩いた。台北最初の夜の夕飯は夜市でと決めていて、ちょっとずついろいろ食べようと計画していたのだ。そのためには、ビールをあまり飲まないという決意までし...
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台湾, 旅 2016.08.01
夏休みをとって、夫婦ふたり、台湾は台北(タイペイ)を旅した。いちばんの楽しみは、何と言っても、食。「台湾は、食べ物が美味しいよ」友人知人、口をそろえて言う。食いしん坊で呑...
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池井戸潤, 読書 2016.07.17
池井戸潤の新刊『陸王』(集英社)を、読んだ。「こはぜ屋」は、創業百年の老舗足袋屋。時代の流れには逆らえず、従業員20人の零細企業をやっとのことで切り盛りしている。銀行から...
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吉田修一, 読書 2016.02.20
吉田修一の長編小説『怒り』(中公文庫)を、読んだ。表紙に殴るように描かれたタイトルの真っ赤な「怒」の文字に目を魅かれたのだ。読み始めるとそれは、若い夫婦が惨殺された現場に...
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村上春樹, 読書 2014.05.01
村上春樹の短編集『女のいない男たち』(文藝春秋)も、6話目でラスト。表題作で、書き下ろし作品だ。ストーリーは、真夜中の電話で、昔の恋人の訃報を受けた男が、失くした恋人につ...
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村上春樹, 読書 2014.04.29
村上春樹の短編集『女のいない男たち』(文藝春秋)の5話目「木野」は、わたしが思うに、なかでもとりわけ村上春樹的な小説だった。木野(きの)は、主人公の男の苗字で、また店の名...
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村上春樹, 読書 2014.04.27
友人宅で、ふたり、のんびりと家飲みし、気持ちよく酔っぱらっていた。その帰り、中央線。都心に向かう各駅停車での出来事である。22時を過ぎた金曜の夜。それも大型連休に入る前日...
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村上春樹, 読書 2014.04.25
引き続き、村上春樹の短編集『女のいない男たち』(文藝春秋)を読んでいる。3話目は『独立器官』52歳の整形外科医、渡会(とかい)について、僕(谷村)が、文章をかき起こす、と...
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村上春樹, 読書 2014.04.23
村上春樹の短編集『女のいない男たち』(文藝春秋)を、読んでいる。2話目の『イエスタデイ』は、木樽(きたる)という名の大学時代の友人について、主人公、僕(谷村)が一人称で語...
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