簡単な御節を作り、三段の重箱に詰めるのが、いつの間にか我が家流になっている。「一の重」には黒豆などの祝い肴「二の重」には伊達巻や紅白なますなどの口取りや酢の物「三の重」に...
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毎年、新年の準備のひとつとして、暖簾を藍染めのものから、椿に替える。椿の明るい赤は、新年を迎えるにふさわしく思えて、慌ただしい年末のなかでも好きな作業だ。冬に咲く「椿」は...
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上田では、別所温泉に宿泊した。温泉にゆったり浸かってから、夕食は地もとの居酒屋で、焼き鳥を食べようと決めていた。焼き鳥が、上田名物なのである。それも、普通の焼き鳥ではなく...
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年末も押し迫った27日28日。一泊で真田の里、上田を旅した。歴史大好きな夫は、『真田太平記』を読破するほどの真田ファン。スペインでお世話になった恩人が軽井沢に滞在するとい...
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家ご飯, 食 2023.12.29
最近、にんにくの力を感じるレシピに出会った。「栗原はるみのクリームシチュー」の箱に載っていた「トマトのクリームシチュー」だ。具は、トマトのみ。それなのに、なぜ美味い?それ...
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『お帰りキネマの神様』が、ずっと枕もとにある。夫が読んだ原田マハの文庫本で、ちょっとややこしいが、『キネマの神様』を山田洋次監督が映画化し、映画に感銘を受けた原田マハが映...
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猛烈な八ヶ岳颪(おろし)が吹き荒れ、地震のように家が揺れる日がたびたびある。「凩(こがらし)」「木枯(こがらし)」が冬の天文の季語だということは、知っていた。では、「颪」...
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夫がクリスマスイブに、ポルケッタを作った。イタリアの旅でたびたび食べた「子豚の丸焼き」だが、無論日本では子豚は入手が難しく、丸焼きができるほどのオーブンもない。豚肩ロース...
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高校時代の友人から、大きな荷物が届いた。「西洋梨詰め合わせ」とある。まさか、全部ラ・フランス? と思ったら、ラ・フランスらしき洋梨が7つ、段ボール箱いっぱいに入っていた。...
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NHKBSプレミアムで放映された『愛と胃袋 直木賞作家が食べて書くヨーロッパの田舎』の番組中ドラマ書き下ろし原作小説だそうだ。・角田光代「神様の庭」スペイン・バスク・井上...
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12の句会の兼題は、どちらも冬の季語「セーター」と「冬の夜(よ)」。「セーター」は生活の季語で、「カーディガン」「ジャケツ」などの傍題がある。先生が挙げた例句。セーターの...
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家ご飯, 食 2023.12.22
ブログのお友達のhanamomoさんが、手作りの春巻きを揚げているのを見て、揚げたてを食べたくなった。こういう手間のかかる料理は、江國香織じゃないけれど「エイヤッ」がない...
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手袋を、新調した。エンジ寄りの赤で、薄手。たぶん山梨ではあまりしない。東京や、お正月に神戸へ帰省したときにはめるには、一昨年かその前くらいにしていたものが古くなったと感じ...
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江國香織, 読書 2023.12.20
『やわらかなレタス』は、2010年に「週刊文春」で連載されたものをまとめた江國香織のエッセイ集。帯は、語る。食べものをめぐる言葉と、小説、旅、そして日々のよしなごと。冒頭...
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