原田マハ原作のNHKドラマ『まぐだら屋のマリア』。「業と贖罪と再生」を描くヒューマンストーリーだ。
〈cast〉
及川紫紋(しもん)【藤原季節】夢を見失った板前見習い。
有馬りあ(愛称マリア)【尾野真千子】尽果の食堂「まぐだら屋」を切り盛りする。首に傷痕を持つ。
桐江怜子【岩下志麻】「まぐだら屋」の女将。マリアに冷たい態度をとる。
浅川悠太【坂東龍汰】紫紋の後輩。まじめで心優しい。
ほか、中嶋朋子、尾美としのり、田中隆三、大原梓、斉藤陽一郎、川口真奈など。
〈story〉
東京・神楽坂の老舗料亭で板前見習いをしていた紫紋は、料亭で起こった偽装事件によりすべてを失った。料理人としての夢も、大切な仲間だった後輩・悠太をも。女手ひとつで育ててくれた母に、合わせる顔もない。
紫紋は自死する覚悟で北へ向かい、北海道の尽果(つきはて)という雪深い海沿いの地でバスを降りるも、荒々しい冬の海に飛びこむことができず、海沿いにある定食屋「まぐだら屋」に辿り着く。
マリアと呼ばれる笑顔の優しい女性が店を切り盛りしていて、食事を出してくれた。お金の持ち合わせがなかった紫紋は、「まぐだら屋」で働くようになる。
どうやら尽果は、死に場所を求めさまよう人々が、辿り着く場所らしい。
やがて、後輩の悠太そっくりの若者が雪のなか倒れているのを見つけて……。
紫紋は、尽果で出会った人々の心に触れるうち自らの心の傷に向き合っていくのだが、じつは、マリアにも取り返しのつかない過去があることを知る。
ご飯を食べること、すなわち生きること。
「まぐだら屋」の定食の数々やそれを食べる人の仕草などから、そんなメッセージを受けとった。
魚を揚げる音、味噌汁から上がる湯気、炊きたてのご飯をよそうマリアのやわらかな表情。温かくて、おいしくて、心も満たされる。
そんな料理というものを軸に置いた、人間ドラマだった。

ロケ地は、北海道の南西に位置する寿都郡寿都町(すっつちょう)だそうです。架空の町「尽果(つきはて)」のイメージに合った雪景色や荒涼とした海沿いの風景から、選ばれたとか。
☆画像は、お借りしました。
こんばんは。
私もこのドラマを見ました。
キリストの弟子の名前が付いた配役でしたね。
藤原季節さんがいい演技でした。
実際にはなかったあの食堂の建物は古びたものを使って建てたそうですね。
尾野真知子さん、やっぱりいい女優でした。
マリアさんが作る定食の鯖料理がまた美味しそうでした。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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