「日本の未来を予言する傑作長編」と裏表紙の紹介文にある。「まさか、そんなことはあるまい」としか思えない。そこは、人工...
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北杜市に、県立高校はひとつしかない。だからてっきりその北杜高校かと思ったのだが、小熊(こぐま)が通っているのは架空の...
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「羽が生えたように軽くなる」と謳われる本屋に平積みされた人気のダイエット本を買ってみた。ちなみにダイエット本を読んだ...
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読んだばかりの短編集『真実の10メートル手前』に、山梨が舞台になった話があった。表題作だ。切なく胸が痛むミステリーだ...
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米澤穂信, 読書 2018.09.28
「ちょうど1年前に、買ってる」文庫本に挟まれた本屋のレシートを見つけ、夫が言った。『さよなら妖精』は、米澤穂信の長編...
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映画は小説より、その空気感が身近に感じた。そこに漂うのは、淋しさだった。8人の女が登場して、それぞれの日々を生きてい...
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読んだばかりの『食べる女』の一編に『花嫁の父』がある。毎週末父のために、亡くなった母が作っていたポテトサラダを作りに...
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きのう公開された映画『食べる女』だが、映画ではなく小説を、そのきのう読み終えた。読み終えて思った。「ああ、映画観たい...
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東野圭吾, 読書 2018.09.16
”脳死”というものを、これまで深く考えたことがなかった。”脳死”と推測される状態で何年も心臓が動き続けたケースが実際...
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末娘は「大人が言う”いつか”は、やってこない」と小学生の頃、言っていた。だがわたしは、よく思う。”いつか”その日がや...
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角田光代, 読書 2018.09.08
「お受験殺人事件」とも呼ばれた「文京区幼女殺人事件」がベースになっている。とは、朝比奈あすかによる解説から知った。1...
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若竹七海の葉村晶シリーズ最新刊『錆びた滑車』を読み、やられた! とラストで思ったのは、よくいうどんでん返しとは感覚が...
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若竹七海, 読書 2018.08.31
葉村晶は、憧れの女性だ。なにしろタフで、かっこいい。ワイズラック(洒落た減らず口)にしびれる。昼夜かまわず子守歌にし...
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毒親【どくおや】俗に、子供に悪い影響のある親。児童虐待に該当する行為で子供を傷つけたり、過干渉・束縛・抑圧・依存など...
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