俳句の会を行う公民館へいく途中、「甲斐善光寺」のまえを通る。
今月は、出先から向かったので1時間ほど時間が余り、立ち寄ってみた。
山門から、金堂と呼ばれる本堂まで、ゆったりと歩く。
堂々とした金堂が、松の並木を左に見ながら足を進めるごとに大きく見えてくる。重々しく、そして凜としたたたずまいが、少しずつはっきりと伝わってくる。
美しいお寺だ。
これまでお寺へ詣でることがあまりなかったので、この機会に”お参りの仕方”を調べてみた。ごく簡単に、記しておこう。
⑴ 山門をくぐるまえに、一礼して手を合わせる(合掌)。
⑵ 手水舎で、手を清める。(右手に柄杓を持ち、左手から洗う)
⑶ 常香炉の煙で、身を清める。
⑷〈本堂で〉
①お賽銭を静かに入れる。
②手を合わせ(合掌)、鰐口を鳴らす(仏様を呼ぶ合図)。
③背筋を伸ばして手を合わせ(合掌)、そのまま一礼しながら静かに祈る。
④祈りを終えたら、感謝を込めて一礼。
⑸ 山門を出る際に、本堂に向かい、一礼する。
コロナ禍で、手水舎などは使えなくなっているところも多く、口をすすぐ人も少なくなっているけれど、本来なら手を清め、その右手に溜めた水で口をすすぐのが、手順らしい。
水は、柄杓に手と口をすすぐ分を最初に汲み、何度も汲まないようにするのがマナーだそうだ。
本殿と山門のあいだに駐車場があり、近道できるのだが、ほかの参拝者に習い、山門から出て一礼した。
山門を通って望んだ金堂。
善光寺建築特有の撞木造(しゅもくづくり)なのだそうです。
大仏様も、いらっしゃいました。
金堂の上からは、富士山も見えて。
「善光寺如来」とあります。ご本尊です。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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