石垣島では、八重山ミンサーの小さなポーチを買った。
以前、友人と女子旅したときに知った八重山諸島に伝わる織物で、今回は、バスガイドさんに詳しい言い伝えを教えてもらった。
かつて通い婚が主流だった八重山地域で婚礼の“しるし”として女性から男性へ贈られるもので、「五」と「四」をデザインした絣模様の両側には細長い線の縁取りがあり、「いつ(五)の世(四)までも、足繁く通ってください」という花嫁の願いを表しているのだそうだ。
そんな八重山ミンサーだが、いろいろな色の組み合わせがあり、迷いに迷って白地に赤と明るい緑の糸を織り込んだものを選んだ。
それをふと、部屋の時計の隣に置くと、なんと色合いがまったく同じで驚いた。
時計は、益子ひとり旅で見つけた大のお気に入りで、もしかすると、この時計の記憶がわたしのなかにあり、ポーチを選ぶときにひょいと顔を出したのかもしれない。
久米島で見つけた帽子も、色合いはシックだが、白、赤、緑だ。
赤は行動したい気持ちを、緑は安らぎや調和を、白はリセット、あるいは新たなスタートを求めているのだとか。
春。自分自身無意識のうちに、心の奥底で、何かが動き出そうとしているのかもしれない。

益子で見つけた時計の横に、ふと置くと色がシンクロしていました。ちっちゃなポーチ。予備のコンタクトレンズやトローチ、リップクリームなどを入れ、バッグにしのばせるつもりです。

左の白い糸の模様が「五」、右の赤い糸の模様が「四」。いつの世まで。素敵な言い伝えですね。

ツアーに含まれていたAコープの隣の雑貨屋さんで、ゲットした帽子も、ちょっと色合いが似てる。久米島の編み物名人のおばあが編んだそうです。

帽子を買ったスーパーやましろ。

もちろん、Aコープでもお土産買ってきました。ラフティは、空港で。

シークヮーサー島胡椒は、かなり辛いです。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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