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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

中華ちまきとマッシュルームイチバン

高校時代の友人から、中華ちまきが届いた。

千葉の古民家カフェ「芳泉茶寮」のものだという。

彼女とは、もうひとりの友人と3人で表参道でランチしたばかり。

毎年、こうしてこの時期に会うのが定例になり、これも夫のグループ展のおかげと感謝している。

 

さて。中華ちまきは、自分でも作ったことのない料理。

味のついた餅米を笹の葉に包んで蒸したもの、というぼんやりしたイメージしか持っていない。

日本で端午の節句に食べるちまきは和菓子系の甘いものがほとんどで、ご飯系の中華ちまきとはベツモノらしい。

いただいた中華ちまきには、さまざまなスパイスやハーブが使われていた。笹ではなく、蓮の葉で包んであることからも、こだわり抜いているのがよくわかり、蓮の葉も香りよく、スパイスも主張が強くなくやさしい味わいで、とても美味しかった。

千葉にも、古民家に移り住んでカフェをしている人たちがいるのだなあと、ここ北杜市と少し似たような風景を思い浮かべつつ食べたのだった。

千葉には、海があるけれど。

 

さて。もうひとりの友人は、千葉在住。千葉の特産品であるというマッシュルームで作った「マッシュルームイチバン」という瓶詰めを持ってきてくれた。

「クラッカーにのせて食べると美味しいよ」

ということで、この日は、千葉の中華ちまきと千葉のマッシュルームで、食卓が花やいだのだった。

蓮の葉に包まれた中華ちまき。届いたその日のお昼に、蒸しました。

中国・楚国の政治家&詩人、屈原(くつげん)が亡くなり、供え物にと作られたのが起源だとか。悪い龍に盗まれないよう供物を葉に巻いたのだそうです。

大きい! やさしいスパイスが癖になる美味しさでした。

ちまきと一緒に、「芳泉茶寮」の人参と新玉葱のドレッシングも入っていました。食べるドレッシング、といった味わい。

中華ちまきの夜は、ディップの夕餉でした。

千葉の友人がくれた「マッシュルームイチバン」。

ディップに使いました。

ふたりのおかげで、ひと味違う食卓になった昼と夜でした。

 

 

 

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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