今月の句会の兼題に「椿」があるのだが、椿を見られないまま時が過ぎている。
旅した竹富島で、駆け足で自由散策した際に見かけたのだが、やはり暖かい空気のなかで見た椿は、こちらで見る凜とした雰囲気が感じられず、詠めずにいたのである。
そこで、町内の「ハイジの村」へ行ってみることにした。名はハイジを冠しているが、もともとはフラワーセンターなのである。2月は、冬季無料開放期間。ホームページの開花状況には、椿が咲いているとある。
ダメもとで、出かけた。車で5分。駐車場も広く空いているし、軽いウォーキングの気分だ。
結局、咲いている椿を見つけることはできなかった。
館内は、剪定作業など仕事をしている方が30人ほどはいただろうか。そのなか、歩いているのはわたしひとり。ロードローラーで道を固めている、工事中のエリアもある。なんとなく、邪魔になってはいけないなと思ってしまい、ぐるりと一周気持ちよくウォーキングして帰ってきた。
植物だけじゃなく、人も春に向かって働いている。
椿は見られなかったが、冬のフラワーセンターで仕事をする人たちの姿を見ることができ、春を感じた小散歩だった。

「ハイジの村」入口。無料ですが、パンフレットと館内の地図を手渡してくれました。
2019年春に取材した記事は、こちら。
【花と幸せのテーマビレッジ「ハイジの村」~日本一長いバラの回廊&世界のバラ展】

久しぶりで、なつかしいです。

葉を落とした木々が、青空へと枝を伸ばしていました。

誰も座らない赤いベンチが、行儀良く並んでいます。

遊覧トレインもお休み中。バラのアーチでは、10人ほどのスタッフさんが選定作業をしていました。

冬木の影が綺麗。

思わず、広角バージョンで撮影しました。

お花が咲いていたのは、温室のなかだけ。外にも植えたばかりのパンジーがありましたが、凍っていました。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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