月始め恒例、YasuoMaedaのlife is funカレンダー。2025年は、すべて2023年秋に旅したスペインの写真で構成されている。
8月は、バスク地方の、地元バスク語では「ドノステア」と呼ばれるサン・セバスティアン。スペインの北東に位置し、フランス国境にほど近い。そのサン・セバスティアンの街を一望にできる標高約180mの丘モンテ・イゲルドへ、フニクラ(ケーブルカー)で登った。そこでの写真だ。
思い出すのは、暑かったこと。じつはこの写真、10月に撮ったものだ。しかし陽射しは夏。砂浜は海水浴客であふれていた。
そしてその日は、サン・セバスティアンの街のマラソン大会が行われていた。
あろうことか、その影響で路線バスが来なかったのである。ダイヤが乱れているというより、ほぼ運休状態だったのではないか。
暑い暑い海辺の道を30分歩き、ようやくフニクラに乗って丘の上に到着したときに見た風景は忘れられない。
海の深い深い青に、胸のなかで一筋の涼風が吹いた。
そのあとランチに飲んだビールも格別だったけれど、あの海の青の涼しさは、遥かにその上をいった。
帰りは、違う路線を探しバスに乗ったはずだ。
記憶も薄れてきたが、バス停まで歩く途中、3階建てくらいの建物の屋上にススキが群生していて驚いた。そんなどうでもいいことが、旅の記憶の端っこに残っているから不思議だ。

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みんな、歩いてフニクラの駅まで来たのかな? それとも、避暑地サン・セバスティアンには車で来るのがスタンダードなのかな?

砂浜の向こうに見えるてっぺん付近に建物が建っている丘が、モンテ・イゲルド。

フニクラの駅。丘といってもずっと山道が続くわけじゃなく、家々が連なっています。

可愛らしいフニクラに乗り、10分ちょっとで高台へ。

歩いてきた砂浜。人が米粒くらいに見えました。

そして、紺碧の海。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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