三ヶ日、隣の森を歩くと、秋の名残りのどんぐりが数え切れないほど落ちていた。
クマ出没にたいへんな思いをした地域では、どんぐりが不作だったと聞くが、山梨では豊作だったのかもしれない。
そんな秋を感じながら、冬の冷たい空気を吸い込む。
しかし、たくさんの木々がすでに春に向けて準備をしている様子も目にした。
辛夷は、猫柳のような芽を膨らませ始めた。雪柳も、枝じゅうに蕾を持ち始めている。ライラックは、枝の先に緑の芽を。スノーフレークも、地面から芽を出している。
緑の雑草が、朝の霜に耐えつつ、昼、陽が当たれば伸びをする。
植物の辛抱強い営みには、折に触れ驚かされる。
もっとも寒い時期、二十四節気の大寒は、これからだというのに。

夫が整備している隣の森。暮れに木こりさんに何本か木を倒してもらいました。

森じゅう、地面いっぱいどんぐりが落ちています。

辛夷の新芽。

スノーフレークの芽。

今年は、南天もたくさん実をつけました。

ジョウビタキが、毎日やってきます。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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