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はりねずみが眠るとき

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鶯の鳴き声

市内の長坂町で立ち寄った、名もなき神社(Googleマップに出てこなかっただけで無論名前はあるはずだが)で鶯の声を聴いた。

初音は月初め3月2日に町内で聴いていたので、2度目である。それから一度も耳にしていないから、まだ鳴き始めたばかりということだろうか。

初音のときも、きのうも「ホーホケキョ」とはっきりと鳴いた。

澄んだ美しい鳴き声だった。

今年の鶯は、最初からきれいに鳴くのだなと感心した。

 

春告鳥とも呼ばれ、「ホーホケキョ」の鳴き声で親しまれている鶯だが、早春には「ホーホケキョ」には足りない「ケキョ」や「ホーケキョ」などの「ぐぜり鳴き」をする。

若いウグイスだけでなく、大人の去年までしっかり鳴いていたウグイスも、春先には練習しないと鳴けるようにはならないらしい。

鳴き声を聞いた鶯は、すでに練習を終えていたのかもしれない。

 

「ケッキョケキョケッキョケキョ」と繰返す繁殖期のオス特有の「鶯の谷渡り」は、晩春から。秋冬には、「笹鳴き」と呼ばれる警戒の意味を持つ「チャッチャッ」という鳴き方もするらしい。

ちなみに「ホーホケキョ」は、オスからメスへの求愛のメッセージ。美しい声に、メスたちは恋するのだろうか。

 

人はそれぞれに、そのときどきの心持ちで鶯の声を聴くのだろう。

長坂町の名前がわからない神社。ここで鶯の声を聴きました。

ちょっと時間が余って、神社周辺を散歩しました。

大きな杉が高く高く伸びて、空気がひんやりしていました。

拝殿の隣、御神木かな。どの樹より太く高く伸びて。

小さな林ですが、なかに入ると別世界のように空気がしんとしていて、木々のパワーのようなものを感じました。

立派な石の祠がありました。地域では大切にされている神社なのでしょう。

南アルプス連峰甲斐駒ヶ岳。かたちが、明野から見るのと違っています。

八ヶ岳も、赤岳の鋭さが際立っていました。うちから見る八ヶ岳のかっこよさには、かなわないけどね。

 

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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