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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

冬の日~冬の季語

冬の陽射しは、部屋の奥まで入ってきて、眩しく暖かい。

季語「冬の日」には、ふた通りあり、ひとつは時候の季語。

冬の一日をいう。冬は日の暮れが早く、そこはかとない心細さを覚える。

『俳句歳時記・冬』より。

冬の日の言葉は水のわくように  鈴木六林男

凍える寒さのなかだからこそ、清らかで嘘のない言葉が湧き出でる。淀みなく溢れてくる。

冬一日火に親しみて暮れにけり  啄木

朝ストーブに火を入れ、薬缶で湯を沸かす。冬は火を、より身近に感じる。

 

もうひとつの「冬の日」は、天文の季語。

寒気の中の輝かしい冬の太陽、あるいはその日差しをいう。

『俳句歳時記・冬』より。

傍題に「冬日」「冬日向」「冬日影」があり、「冬日影」の日影は陽光のことをいう。

大仏の冬日は山に移りけり  星野立子

大仏と山とを同等に置いたところがおもしろい。

旗のごとなびく冬日をふと見たり  虚子

冬の陽射しが揺れるのを目にすれば、美しさを感じえずにはいられない。

亡き人の忘れてゆきし冬日向  三田きえ子

冬の陽射しは、ちょっと淋しく温かい。

リビングのテーブルに長く伸びる冬の日。

今年は、南天の実が豊作で、あちこち飾っています。

ご近所の方が作っている「我谷盆(わがたぼん)」。石川県のダムの底に消えた我谷村に伝承されていた伝統工芸だそうです。普段は、あまり日に当てないようにしています。

薪ストーブ周辺。

冬の陽射しはいいものですね。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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