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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

初雪・雪催~冬の季語

一昨日の朝、どんより曇った空から雪が舞った。初雪だ。

「初雪」は、冬の天文の季語。

言わずと知れた、その冬初めて降る雪のことだ。

初雪のあとの青空金閣寺  長谷川櫂

この句は金閣寺だが、一昨日も初雪が舞ったあと、庭に山にすぐに青空が広がった。

初雪や積み木を三つ積めば家  片山由美子

真っ白に雪が積もった街を思い浮かべた。雪に覆われた家々は細部の輪郭を失い、まるで積み木の家のようだ。

絵はがきの消印初雪ありし町  宮川みね子

雰囲気が好きだった句。

この句、好きだなと思うとき、3パターンあるような気がする。雰囲気が好きな句。ハッとさせられる驚きがある句。心の動きを感じられる句。雰囲気が好きな句の、どこが好きなのか、ベテランになったらわかるのだろうか。

 

初雪が舞うまえの空は、季語「雪催(ゆきもよひ)」を連想させられた。

雲が重く垂れ込め、今にも雪が降ってきそうな空模様のことをいう。

『俳句歳時記・冬』より。

悪相の魚は美味し雪催  鈴木真砂女

インパクトのある句。魚の顔、これまであまりじっくり見たことがなかった。

雪催ひ背中合はせの椅子ふたつ  四方万里子

雲が重く垂れ込めた空と、誰も座っていない背中合わせに置かれた椅子。無人の駅などを思い浮かべた。季語と相まって、淋しさが静かに広がっていく。

雪催ひインターチェンジに降りたれば  森瑞穂

今年のNHK全国俳句大会で、連作15句を投句する「龍太賞」に輝いた句のなかの一句。心の動きや物語性が感じられると選評にあった。

 

一日一日年の瀬が迫り、冬が深まっていく。

リビングから見た朝8時半頃の八ヶ岳。7時前に辺りを覆っていた厚い雲は、すっかり消えていました。

八ヶ岳では、まだきっと雪が降っていたんだろうな。

ウッドデッキの上には、凍って残った雪が。

早朝、窓の外を眺めていなかったら、初雪にも気づかなかったと思います。

ウッドデッキ側の庭にも、青空が広がっていました。

きのう、あけの農さん物直売所売り場から眺めた八ヶ岳。

山頂は、真っ白になっていました。

南アルプス連峰。

鳳凰三山も甲斐駒ヶ岳も、うっすら雪化粧していました。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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