日曜日、句会の仲間と「夏井いつき句会ライブ」を観に行った。
場所は、甲府の県民文化ホールだ。
句会ライブって、いったいどんな感じなんだろう。観てのお楽しみ、とわくわくしながら出かけた。
受付で手渡されたのは、「俳句を作ろう!虎の巻」と投句用紙。
虎の巻には、①俳句の約束事(五七五のリズム・季語)②簡単に作れる魔法の技「取り合わせの型」のコツを覚えよう③作ってみよう、とある。
ライブで夏井先生は、②の俳句を”簡単に作れる魔法の技”を中心に、かみ砕いた内容の虎の巻をさらにわかりやすく、楽しく解説してくれた。
目から鱗だったのは、「お昼におにぎり食べました」という中七下五の平凡さを、会場にいる人全員に「お昼におにぎり食べた人?」と手を挙げてもらい、数えたら60人ほどいたのだが(わたしも食べた)、「お昼は葱味噌おにぎりを」になったら、会場内で1人だけになった、という実例で示したこと。
そして、そこに季語を取り合わせることで生まれる空気感。
風薫る昼は葱味噌おにぎりを
炎天下昼は葱味噌おにぎりを
と、例を挙げたことで、季語が生み出す空気感の違いが一瞬にしてわかり、会場内、共感というか実感というかそんなため息に包まれた。
その後、スクリーンに映し出された写真をお題に、5分ほど考える時間を置き、会場の全員が投句。
500人ほどの投句から、秀作7句がスクリーンに映し出され、その句について話したい人が挙手して感想や思いなどを語った。20人以上が話しただろうか。その後、会場内全員で、好きな句に拍手を送り、拍手の熱度によって最優秀作品が選ばれた。
わたしは観ているだけだったけど、楽しい時間だった。
夏井先生が、”チーム裾野”の裾野を広げるための活動のなかで、いつも話しているということに共感した。
俳句を詠む人は、俳句をやらない人に比べて、小さな幸せに気づく可能性が高まる。幸福感がアップするのだという。
個人的には、小さな気づきをかきとめるためにブログをかき始めて12年。俳句には、これまでしてきたことと共通点があるなあと思っていたところだった。

割引券付きのチラシです。
俳句を詠む人はご存じだと思いますが、チーム裾野とは。
俳句が、百年後も富士山のように高くて美しい山であり続けるために必要なのは、豊かで広い裾野だ。自分に俳句なんてできないと思っている人、俳句にちょっと興味を持ち始めている人たちを勝手に「チーム裾野」と名付け、コツコツと俳句の種をまき続けてきました。
夏井いつき先生の理念ですね。

当日配られた「俳句を作ろう!虎の巻」。

裏には、春夏秋冬&新年の5音の季語が載っていました。
句会ライブ行かれたのですね!
真っ赤なドレス姿で現れたりするのを雑誌で見たことがありました。
山梨ではどんなお召し物でしたか?
話し方が上手いですよね!
元高校教師ですからね!
NHK俳句の選者だった時見ていました。
さすが俳句の国愛媛のご出身だな~と。
正岡子規の出身地、こどもの頃から俳句が身近にあったのでしょうね。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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