柿もおいしいが、林檎の季節でもある。
10日ほど前、産直野菜売り場などで買った林檎は、2種類とも「信濃」の名がついた。
青林檎のシナノゴールドと、赤いシナノスイートだ。
どちらも、原産が信濃らしいが、青いシナノゴールドの方は、町内の林檎園で作られたものだった。
そして今、林檎はふじの季節となった。
ふじは、日持ちのする生産量第一位の人気の品種。日本だけでなく、世界でも広く愛され食べられているらしい。
葡萄の巨峰も富士山をイメージした名前だというから、単純に富士山のふじかなとも思ったが、調べると、日本を代表する山、富士山と、藤崎町が誕生の地であることから一字をとって「ふじ」と命名された、とあった。
青森県藤崎町で、誕生した品種だという。
明野に越してきて、町内に林檎園はあるし、隣町の須玉町には津金という林檎の産地がある。お隣長野県は、シナノゴールドやシナノスイートが作られただけではなく、様々な林檎がおいしい産地として有名だ。
しかし林檎といえば、青森だった。
全国の60%を占める生産量を誇る。ちなみに2位は長野県で、青森の1/4ほどの生産量だそうだ。
ふじは蜜が入っているものが多く、その強い甘味と、さわやかな酸味のバランスがよい林檎。
せっかく町内に林檎園があるのだから、毎日でも食べたい。

町内の林檎園で買った「シナノゴールド」。

酸味がさわやかで、ヨーグルトにもぴったり。

そして、「シナノスイート」。林檎らしい赤。

こうして剝いていると、昔知った句を思い出します。
林檎剥くリボン解いていくやうに 小島和子

甘味のほうが酸味よりかすかに勝っている、甘さが魅力の林檎です。

こちらも町内の林檎園で買ったふじ。真っ赤でした。これからの季節は、もうふじしか品種はないそうです。

写真ではよく見えませんが、蜜が入っていてすっきり甘くおいしかった。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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