よく晴れた午後、薪ストーブの煙突掃除をした。
9月のうちに済ませてしまう例年に比べると、かなり遅い。
だが今年は、わたしが喉を傷めやすくなっていて、9月、旅行前には見送ったのだった。
煙突掃除の時期は、体調だけではなく、ふたりの都合と天気にも左右される。
とはいえ、そろそろやらないと、と切羽詰まってきた。来週辺り、急に冷え込みそうだ。
外煙突の蓋をとってブラシでこすり、うち煙突を外して庭でガリガリこすり、庫内の灰を出し、箒で煤を払い、煤用の掃除機で吸い、外した煙突を取りつける。
「慣れたもんだね」と、夫。
風が強いから、どうするか。週末は雨らしい。今日しか日にちがない。などと思案しつつ始めたが、案ずるより産むが易し。程なく煙突掃除は完了した。
頭から煤をかぶったが、いつものことだ。
ふたり大汗をかいたので、いつものようにアイス珈琲を淹れた。煙突掃除、そしてアイス珈琲、というのがワンセットになっている。
だが、飲んでいるうちに身体が冷えてきた。やはり9月にする煙突掃除とは、違う。
すでに、夕刻にアイス珈琲を飲む季節ではなくなっていたのだ。たかが半月だが、季節は確実に歩みを進めている。

燃やしたままの灰が、たまっていました。まずは、灰をとって。

煙突を外して、庭でガリガリこすり、煤を落とします。

煙突にたまっていた煤。

これだけ見ると、頼りなげ。バラバラになったC-3POを思い出しました。

組み立て完了。掃除機かけて雑巾で拭いて、きれいになりました。もう、いつでも薪を燃やせます。

「ハースストーン」というメーカーの石造りの薪ストーブです。

夫は梯子をかけて、毎年外の煙突を掃除してくれます。感謝です。

夕刻、ベランダから見た煙突(右の光ってるやつ)越しの八ヶ岳。熱いレモンジンジャーティーが合うような、肌寒さでした。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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