友人の書道展をきっかけに、益子ひとり旅を計画したのは、6月。
数年前、笠間をひとり旅した際に、もうちょっと足を伸ばせば焼き物の郷、益子だと思って以来、益子へ行きたかった。
けれど、日程的に一泊が限度。ガイドブックを買うほどのこともないか。図書館で借りようか、と思っているうちに日にちが来てしまった。
そもそもの情報収集が雑だったのかもしれないが、ネット情報だけで歩き始めた益子の町は、ネットで観る町とはまったく違っていた。
基本となる焼き物屋が並ぶメインストリートを知らずに、町外れでバスを降りてしまい、途方もない距離を歩くこととなってしまったのだった。(13,000歩、歩いた)
せめて事前に観光マップだけでも、ダウンロードしておけばよかった。全体を俯瞰していなかったゆえの失敗である。
それでも、いきたいお店にはほぼ行けたし、おいしいものも食べられた。益子は、思っていた以上に狭い町だった。(えっ、歩きですか? と何度か驚かれたが、歩けば歩けないこともない、というくらいの広さだった)
ありがたいことに、夕飯を食べた食事処まで迎えに来てくれたペンションオーナーの女性はとても親切で、翌朝はメインストリートのコインロッカーに荷物を預けようと提案してくれて、友人の書道展会場まで送ってくれた。
情報収集が足りなかったという失敗はあったが、わたしとしては気持ちのいい街歩きとなり、焼き物をじっくり愛でる豊かな時間を存分に味わうことができ、友人の書に親しみ、新たな発見もあり、申し分のないひとり旅となったのだった。

3つ目に入ったお店でもらった観光マップ。ひと目でメインストリートがわかりますが、その上にまっすぐ伸びる道でバスを降りてしまいました。バスは、1時間か2時間に1本しかなく、ただただ歩きました。

「そばギャラリー明水」で、バスを降りてすぐにランチ。冷たい十割蕎麦。暑かったんです。

ネットで調べた「仁平古家具店」を目的地に、バスを降りました。レトロな赤く素敵な珈琲ミルがあり、迷いましたが、うーん1万円。重いし、とりあえず歩き出しました。

「SECOND HAND SHOP 中古知新」。いい出会いがありました。それはまた、明日。

歩いて歩いて「益子陶芸美術館」へ。その敷地にある「旧濱田邸」。益子の陶芸家、濱田庄司が暮らした邸宅です。

同じ敷地内にあった登り窯。

益子の釉薬は、いろいろ。途中立ち寄った「小田部製陶」のご主人に、教えてもらいました。美術館は翌日にして、いざメインストリートへ。

写真では雰囲気が伝わりませんが、焼き物のお店が並んでいるんです。20軒くらいは、見たかな~

友人への手土産に、布製品を選んだ「G+OO」。

「暮しの品つかもと」では、ガーゼハンカチをゲットしました。じっくり見ていたくなるものがいっぱいの楽しいお店でした。

とぼとぼ歩いて「和食 杣(そま)」へ。あとは、ペンションの方が迎えに来てくれるので安心です。

明石の刺身を一人前、刺し盛りにしてくれました。刺身は新鮮で、とても感じのいいお店でした。

ぐい呑みがシンプルに飾ってありました。平山郁夫を思わせるシルクロードっぽいぐい呑みも。酔っ払いすぎないようにビールは2杯だけにして、地酒も飲まず、翌日へ(笑)
益子ですか!
私も行きたいな~。
私の生け花の先生が益子焼が大好きで、秋田の地酒を持って行って作ってもらっていました。
なかなか個人的に花器を焼いてくれないらしいのですが、お酒の好きな人な陶芸家だったらしく、すぐに焼いてくれたそうです。
随分歩いて、お疲れになったでしょう。
でもそれもまた旅の思い出ですね。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。
管理人が承認するまで画面には反映されません。