ぶどう以外にも、果物がおいしい季節だ。桃や西瓜も、日々食卓に上がる。
西瓜といえば夏というイメージだが「西瓜」は、秋の植物の季語。傍題に「西瓜畑」「西瓜番」などがある。
熱帯アフリカ原産。世界中で広く栽培され、夏から秋にかけての代表的な果菜。栽培法の進歩で初夏のころから出回るが、もとは初秋のものであった。
『俳句歳時記・秋』より。
刃に触れて罅(ひび)走りたる西瓜かな 長谷川櫂
包丁を入れたときの感触や、ひびが走る音までも聞こえてきそうだ。
赤き目の西瓜提灯(ちょうちん)瞬きぬ 稲畑汀子
昔は、中身をくり抜いた西瓜にハロウィンの南瓜の如く目鼻口のかたちに切り込みを入れ、提灯にしたという。なかには蝋燭を灯したとか。瞬いているのは、蝋燭の火だろうか。初秋の夜のしみじみした感じが伝わってきた。
三人に見つめられゐて西瓜切る 岩田由美
注目を集めている西瓜と包丁、その手、西瓜の冷たさや皮についた冷たい汗とともに、ささやかな緊張が伝わってくる。
西瓜下げ癒えたる妻に歩を合わす 渡辺よし生
西瓜には、ひとりより誰かといるシーンが似合う。
大きくて、丸くて、赤い西瓜。水分たっぷりで、かぶりついたり、種を飛ばしたり、豪快に食べられる庶民の味だ。

シニアの夫婦ふたり暮らし。丸のままの西瓜を買うことは、なくなりました。

真ん中が、甘いよね。

だんだん、外側に。でもけっこう甘い。

西瓜とヨーグルトは、合う?

けっこう合いました。硝子の器の影がきれい。
三人に見つめられゐて西瓜切る 岩田由美
3人はお子さんたちかな?
ほのぼのとしたいい句ですね。
西瓜は秋の季語だったのですね。
朝顔が秋の季語なのはしっていましたが、西瓜って真夏のイメージがありますよね。
勉強になりました。
梨を初めて買ってみました、甘かったです。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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