月始め恒例、YasuoMaedaのlife is funカレンダー。2025年は、すべて2023年秋に旅したスペインの写真で構成されている。
パンパネイラは、シエラ・ネバダ山脈の中腹にある小さな村で、カレンダーの写真にあるように道の真ん中を浅い水路が通っている。
覚えているのは、急斜面になっている村の、駐車場がそのてっぺん近くにあり、斜面下にある中心広場まで急な坂道をゆっくりと歩いて下ったこと。
途中、昔使われていた遺跡のような洗濯場を通り、教会のある広場を見下ろしたり、不思議なかたちのベルベル人が作ったという煙突を眺めたりした。
暑かった。だが、水路の水音が涼し気で楽しい散策でもあった。メインストリートのバルで、絞りたてのよく冷えたオレンジジュースを飲んだ。
カラフルなタペストリーが並ぶ織物の店を覗き、教会のまわりをぐるりと一周し、水路を辿って細い路地を探検すると、もう村のほとんどの場所を探検した気分になった。そのくらい小さな村だった。
「素朴」という言葉がぴったりくる。
拠点としたフリヒリアナの洗練された「白い村」とはまた違う、心落ちつく雰囲気があった。それは、水路のかすかな水音にも由来しているかもしれない。

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町のいちばん高い辺りにあった洗濯場。

水路を辿るように、石畳の坂道を下りました。

町の入口は、ここかな。メインストリート。

そのメインストリートにあった「サン・アントニオの泉」。この水を飲むと”結婚できる”とか。郵便屋さんが普通に水分補給していましたが。

細い道、細い水路を辿っていくと、小さなバルやカフェがありました。

ベルベル人の文化の名残だという可愛らしい煙突。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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