夕方少し帰りが遅くなると夫に言うと、「夕飯は任せて」と言ってくれた。
帰宅すると、麻婆豆腐にするという。
ランチしながら「サラメシ」を見ていて、作りたくなったらしい。
わたしの麻婆豆腐は、いつもクックドゥ四川風。
だが彼は、それは使わずさまざまな調味料を駆使し、野菜も葱だけではなく椎茸、エノキ、白菜、ニラなどを刻んで入れると用意している。
男の料理、女の料理とジェンダーで分けてしまうのは好きじゃないけれど、わたしなら絶対に作らないタイプの料理になるだろう予感に期待をふくらませつつ、傍観した。
わたしなら選ばないレシピ。選ばない食材。わたしならしない、面倒な調味料配合。
包丁遣いも、炒める様子も、なにやら豪快である。
その麻婆豆腐が、めちゃくちゃ美味しかった。
たぶんもう、わたしは一生、麻婆豆腐を作らない。食べたくなったら、夫に頼もうと思う。
ダイナミックな麻婆豆腐でした。写真はないけど、お刺身や残り物などいろいろ並べてくれました。
クックドゥにはない、濃い~旨みがある。
以前作ってくれたときの写真です。このときにはクックドゥでした。う~ん、バージョンアップしていますね。
中華クラゲは、夫のレシピを保存版にしてリピートしています。
レシピノート更新は、のんびりペースですが。
以前取材した「フォレストサイド横森ぶどう園」の巨峰も買っておいてくれました。
今週からピオーネが出始めました。比べると巨峰と違う色だけど、名前がなかったら見分けがつかないかも。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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