CATEGORY

BACKNUMBER

OTHER

はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

女子旅・京都〈4〉ひとりで歩いて

さて。東京在住の彼女は、朝8時半着の新幹線にひらりと乗って来たが、山梨在住のわたしは、そうはいかない。

彼女との1泊2日の京都を楽しむために、前日、松本空港から神戸空港まで飛行機に乗り、新快速でひと足早く京都へと到着した。

というわけで、午後の数時間、ひとり京都を歩くことができた。

 

いくつかの雑貨屋や陶器屋をセレクトし、訪ねて歩くことにした。

臨時休業の店もあり、イメージがまったく違う店もあり、そんななかで、なんていうのだろう。波長が合うというか、共鳴するというか、そんな店にも出会えた。

雑貨の「木と根」では、うつわや台所用品をじっくり見て、翌日会う友人に「鉱物の実」という薄く透明な黄色の砂糖菓子を買った。

陶器の「時の端(TOKINOHA)」では、スタイリッシュなんだけど土のぬくもりを感じるうつわの数々に見とれた。

雑貨小物の「petit à petit(プティ・タ・プティ)」では、閉店間際に滑り込んだにもかかわらず、とてもていねいにデザインの由来などを説明してくれて、ポーチと眼鏡拭きを選んだ。

 

雨に降られて入った紅茶のお店「MissliM(ミスリム)」では、熱いスパイスティーをゆっくり飲んでゆったり休憩した。「ウインターガーデン」というオレンジピールやシナモン、フランポワーズをブレンドしたミルクティーに、歩き疲れた身体が解けていくようだった。

そして、鉄板焼きの「とよこや」では、焼きたての明太子入り出汁巻き卵に舌鼓を打ち、ビールを楽しんだ。カウンターだけなのに狭くは感じない居心地のいい店だった。女性の店主のお人柄なのだろう。

 

好きだと思った店は、どこも穏やかな空気が流れていた。ゆったりと落ちついた空気だ。そういう場所が好きなのだと、京都をひとり歩く自分を俯瞰し、あらためて思った。

雑貨「木と根」。地下鉄烏丸線五条駅近く。

陶器「時の端(TOKINOHA)」。東山駅近く。

雑貨小物「petit à petit(プティ・タ・プティ)」。京都市役所前駅近く。

眼鏡拭きとポーチ。

Le Montagne(レ・モンターニュ)【山】というデザインです。

加茂川から北の方を眺めた山並みと川の流れ。

「偶然は遠く離れた人をも巡り合わせる」

     古いフランスのことわざより

いただいた冊子に、テキスタイルごとのストーリーがかかれていました。

紅茶のお店「MissliM(ミスリム)」。神宮丸太町駅近く。雨に降られて、とっさに入ったお店です。

外界とは一線を画した雰囲気。床のチェックのタイルが素敵。

寒かったので冬のスパイスティ「ウインターガーデン」をセレクト。温まりました。

鉄板焼き「とよこや」。京都市役所前駅近く。

雑誌に人気だとあった、明太子入り出汁巻き卵。目のまえであっという間に焼き上げてくれました。

茄子と豚肉の炒め物。辛いのが苦手じゃなければ、沖縄の島とうがらしを、と。辛いの、大好きです。

〆に粕汁を。京都の居酒屋では、冬には必ずあるメニューだそうです。こういう話が聞けるのも、楽しかった。

JR京都駅で。友人を見送った夜の1枚。翌朝の飛行機で、神戸空港からぶじ帰りました。

COMMENT

管理人が承認するまで画面には反映されません。

CAPTCHA


PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

ご意見などのメール

CATEGORY

カテゴリ

BACKNUMBER

バックナンバー

CALENDAR

カレンダー
2026年3月
« 2月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

COPYRIGHT © 2016 HARINEZUMIGA NEMURUTOKI. ALL RIGHTS RESERVED.© 2016 HARINEZUMIGA NEMURUTOKI.