「得意料理はなに?」と聞かれて、まずは「油淋鶏」と答える。そして、次に出てくるのが「ラタトゥイユ」。
「油淋鶏」は、鶏の唐揚げに辛味ソースをかけたものだと知られているが、「ラタトゥイユ」ってなに? と聞かれることがままある。簡略化していえば、夏野菜のトマト煮だ。
フランス料理だとは聞いたことはあるが、よく知らないまま何度もリピートしている我が家の定番料理。ちょっと調べてみようという気になった。
ラタトゥイユは、フランスのプロヴァンス地方ニースが発祥といわれる郷土料理。いろいろな野菜を、オリーブオイルで炒めてトマトで煮込む。味つけは、塩胡椒、にんにく、唐辛子など。熱々でもよし、冷蔵庫で冷やしてもよし。野菜は、茄子、ズッキーニ、パプリカ、玉葱などの夏野菜がスタンダードのようだ。
わたしは、白ワインビネガーをけっこう入れる。酸味がさわやかで、日持ちもする。
レシピには煮込み30分とあったが、1時間煮る。くたくた感が好きなのだ。
こんなに煮込んだ酸味の利いたラタトゥイユは、ニースの人は食べないのかなとも思いつつ、野菜も違う気候も違う日本で作るのだから、好きなように作ればいい、とも思っている。
本場で食べたことのない料理が、家庭の定番料理になっている不思議。
ニースの人も、醤油で肉じゃが作るんだろうか。

最近作った、茄子多め、黄色いズッキーニと玉葱のラタトゥイユ。
角田光代、井上荒野、森絵都、江國香織の『チーズと塩と豆と』を思い出しました。

ラタトゥイユは、この器に盛ることが多いです。

鮪アボカドユッケの夕餉。

卵ディップと、常備菜の鰺の南蛮漬けも。

野菜たっぷり、魚の夕餉になりました。
こんにちわ
ここ数日、こちらも暑さが少しやわらいでいます。
夏野菜が豊富で美味しいですね。
ラタトゥイユ、とっても美味しいですよね!
私も夏場はよく作ります。
前も、こちらでお話したかもですが映画「レミーのおいしいレストラン」を思い出すんです。
原題がなにせ「ラタトゥイユ」なので、あれが本来のラタトゥイユなのかな~って想像しています。
私のは、近からず遠からず、あるものをブイヨンでトマトと一緒にぐつぐつ煮込み、オレガノパラパラで、出来上がりです。
いつか本場のラタトゥイユ、味わえるといいですね。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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