柿と一緒に、畑で作ったという牛蒡をいただいた。
毎年いただく、太くみずみずしい牛蒡だ。
ユンボで掘るというから、家庭菜園といっても本格的である。
いただいたその日、豚すきの予定だった。
冬に何度かする鍋のひとつだ。そこに、牛蒡のささがきを入れることにした。
夫が、外で何度か、牛蒡入りのすき焼きを食べたことがあるという。
入れてみると、やわらかく煮えていてコクがあり、おいしかった。
漢字の牛蒡には「牛」がつくだけあって、牛肉との相性がよく、すき焼きはもちろんのこと「牛ごぼう」というがっつりペア料理もあるくらいだ。牛ではないが、豚すきにもよく合っていた。
ちなみに、とあるサイトの人気のすき焼きの具材ランキングでは、1位:牛肉、2位:葱、3位:しいたけ、4位:しらたき、 5位:豆腐だった。牛蒡も、19位にランクインしていた。
残念なことに、わたしの一推しの”お麩”は、20位以内にも入っていなかった。
それでも、我が家のすき焼きに”お麩”は欠かせない。
すき焼きは、好きな具材で好きなように、自分がおいしいと思うものを選び、おいしく食べればいいのだ。
我が家で牛蒡は、新鮮なやわらかいものが手に入ったら、またすき焼きに入れたいと思うゲスト的な具材となった。

写真に撮ると細く見えますが、細めの山芋と同じくらい太かったんです。

先っぽをまな板にのせると、わかるかな?

ささがきにして。

生のまま、ほかの具材と一緒に入れました。

写真には、写ってなかった。

牛蒡の先の割れた部分は、スライスしてお味噌汁に。

小麦粉と片栗粉を半々にしてまぶして揚げた、唐揚げ。塩を振って。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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