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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

電池という小さなものにさえ

珈琲を淹れるとき、スケールでグラムを量る。

ふたり分なら30g。ひとりなら15g。

そのとき、スケールにドリッパーとペーパーをセットし、豆を用意してからスイッチを入れる。

小さな節約の癖だ。

 

というか白状すれば、スケールの電池を替えるという些細なことが、日々行っている数々の家事のなかでイレギュラーで発生するわけで、それがけっこう面倒なのである。

そういうときに限って単四電池がなくて、買い物に行けば買い忘れたりもする。

珈琲を淹れようとしても、豆が量れない。

スプーンで量る人もいるようだし、目分量でも淹れられないことはないのだが、小さなストレスが生まれる。

なるべく電池が切れないように、スケールをオンにする時間は短く、と身体に染み込んでいる癖なのだ。

 

そんなことを考えつつ珈琲を淹れた。電池という小さなものにさえ、ありふれた日常がありふれた日常であるように、支えてもらっていることに気づく。

最近気に入っているのは、森のコーヒー25gとまちのブレンド5gをブレンドした淹れ方。どちらもブレンド珈琲なのでブレンド&ブレンドです。

まちのブレンドは、中煎りで苦味とコクが魅力。森のコーヒーは、すっきり浅煎り。

30gを挽くと、このくらいになります。

一投目を終えて、一分待って。

左は、益子で見つけた黒粉引きのマグカップ。右は、韮崎の「日と月」で購入したイタリアカサマツの器。

最近注目されていないミルのポートレートを。

 

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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