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はりねずみが眠るとき

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ライン川クルーズ

フランクフルトに戻った旅の終盤、ライン川クルーズに出かけた。

フランクフルトから電車で1時間のリューデスハイムから、ザンクト・ゴアールまでライン川を下る、2時間ほどのクルーズだ。

『地球の歩き方』南ドイツに載っている運行会社「KDライン」のホームページからオンラインチケットは取れなかったが、行けばなんとなかるだろうと、リューデスハイムに朝10時に到着。

船は11時に出港する予定だと時刻表を見て知っていたので、のんびり街歩きをする。

 

ところが「KDライン」の船着き場に行くと、閉鎖されている。川沿いに続いている矢印を頼りにしばらく歩くと違う名前の運行会社の船着き場に着いた。

新たな船会社は「The Bingen-Rüdesheimer」。ビンゲンは、リューデスハイムの対岸に広がる街の名だ。

時刻表もそのまま受け継いでいるようで、すんなり切符を買って船に乗り込んだ。

船着き場で並ぶ人たちのなかには、オンラインで購入したとみられるQRコード付きの紙を持つ人も多く、やっぱり国内だと情報が早く手に入るのだと思った。

何度も検索したのに「KDライン」のホームページにしかたどり着けなかったのは、ドイツ語が難解で翻訳アプリが機能していなかったのか、わたしが英語ができないからか。

海外に行くと、ここはアウェイなのだと実感するシーンがそこここにあって、日本に来ている外国人も、日本語の難解さに、さぞ頭を悩ませているのだろうと想像した。

 

ライン川は、最初は曇っていたが次第に青空が見えてきて、デッキに20人ほどいた校外学習らしき小学生たちも気持ちよさそうに風に吹かれていた。

最初はおとなしく先生の話を聞いていた彼らも、そのうちわいわいと騒ぎだし、国は違えど子供は子供。共通するところはあるのだなと思ったりした。

かつて、亡き義父母が旅したライン川クルーズ。

いつのまにか自分たちがその頃の義父母の年齢に達し、小学生だった子供たちも、もはや子供ではない。

通り過ぎる古城をゆったりと眺めつつ、世界の広さと、時の流れの速さを思った。

朝、お店が開くまえから観光客が散策していたリューデスハイムの街。

ぶじ切符をゲットし、港を出航しました。

リューデスハイムは、ぶどう畑が広がる丘。白ワインの産地だそうです。

最初に見えてきた古城スポットは、エーレンフェルス城跡。またの名を「名誉の砦」。

「ラインの宝石」ラインシュタイン城。城内は見学できて、レストランもあるそうです。

シルエットしか見えなかったゾーネック城。

子供たちが降りていったバッハラッハという街。丘の上のシュタールエック城は、今はユースホステルになっています。彼らは、ユースに泊まったのかな?

中州にたたずむプファルツ城(博物館)と、向こう岸にはグーテンフェルス城(ホテル)。再利用してきちんと管理し、歴史を伝えているんですね。

ローレライ。船内に有名な曲が流れました。船乗りたちが美しい乙女の歌声に惑わされ命を落としたと伝えられています。難所だったということですね。

下船直前ザンクト・ゴアール付近で見えた猫城。城を建てたカッツエンエルンボーゲン侯爵の名前が「猫の肘」を意味するのだとか。

約2時間弱の船旅。まったく揺れず、船酔いもありませんでした。気持ちよかった。

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PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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