大型連休2日は全国的に大雨の地域が多かったようだが、山梨でもかなり強い雨が降り、久しぶりに薪ストーブに火を入れるほど冷え込んだ。
そして翌朝。山々は雪を冠していた。
大雨は、山の上では雪だったようだ。
春の山の季語に「山笑う」がある。
春の山が芽吹き、草木が明るく輝き、まるで笑っているように見える様子を形容した独特の季語である。
故郷やどちらを見ても山笑ふ 正岡子規
夏山なら「山滴る(やましたたる)」、秋は「山粧う(やまよそおう)」、冬には「山眠る」と山を擬人化した季語たちには、山に対する親しみや愛情が込められているのだろう。
きのうの夕刻には、八ヶ岳の雪はほとんど解けていた。
朝には眠っていた山々が、夕刻には微笑んでいた。
今年の気温の寒暖差は例年にないものだとは思うが、こうして山々は、うとうとしながらときには腹を抱えて笑ったりもして、”滴る”季節へと移行していくのだ。

朝7時。2階の窓から見た八ヶ岳連峰。

肉眼で見ると、このくらいの大きさに見えます。冷え込んだだけにくっきりと浮かび上がるように見えました。

冬山のような美しい冠雪でした。

ベランダから見た西側の南アルプス連峰は、緑が生い茂りほとんど見えなくなりました。

それでも、雪の鳳凰三山の観音岳と地蔵岳は見えています。

上の農道で見た真っ白な富士山。桜並木も緑濃く。

富士は、ちょっとすましているようにも見えました。

同じ場所から見た南アルプス連峰。

北を向くと、八ヶ岳連峰。

そのあいだには、北アルプスがうっすら見えていました。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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