ようやく薪ストーブが、休んでいる。
まだ稼働する可能性はあるが、暖かな日が続き、夜も暖房なしで眠れるようになった。
東京などは初夏の陽気らしいから、まだ焚いてたのかと驚かれるかもしれないが、標高600mの我が家ではゴールデンウイークに燃やすことも普通にある。
きのうは、山々も青くくっきりとした雪を冠した姿を見せていた。
俳句の春の季語に「山笑う」という言葉があるという。
暖かな陽の光を浴びて草木は芽吹き、鳥や動物たちは恋の季節に浮き立っている。そんな動植物が棲む春の山は生き生きと笑っているかのようだという意味を持つらしい。
山笑ふ ふるさとびとの 誰彼に 楠本憲吉
腹に在る 家動かして 山笑ふ 高浜虚子
余生とは 歩くことらし 山笑ふ 清水基吉
山が笑い、日に日に暖かくなっていく。
南アルプス連峰です。
鳳凰三山。左から、薬師岳、観音岳、地蔵岳。
アサヨ峰と甲斐駒ケ岳。
八ヶ岳の遠景。新緑ですね。
冬山のときよりも、赤岳が尖っているように見えました。
まだ雪残る最高峰赤岳。
権現岳。
この日は、富士山もよく見えました。
こんばんは。
『山笑う』季節は本当に爽やかでいい季節ですね。
こちらはまだ花冷えが続いており、もう少し後になりそうです。
どの山の風景も雄大で素敵ですね。
最近の子どもたち、こういう景色を見る機会があまりなく、常にゲーム機の小さい画面ばかりを見ているせいか斜視になるケースが増えているそうです。
とはいえ都会はコロナですから出かけることもままなりませんね。
昨日は買い物に向かう途中、めったに見ることができないこちらの山『鳥海山』がきれいに見えました。
5月にこの山の麓に一面に咲く菜の花と雪山の景色が素晴らしいのです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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