沼津ドライブで立ち寄った「道の駅富士川」で、ズッキーニを買った。
明るい黄色のズッキーニだ。
いつもと同じラタトゥイユではおもしろくないと、ズッキーニボートにした。
ズッキーニボート。
不思議な名前だ。
ボートみたいな形だから、ボート。
調べると、胡瓜ボートも茄子ボートもあった。
茄子の形はボートじゃないのでは? とも思ったがトマトボートのレシピすらヒットするのだから、すでに形ではなく、くり抜いたなかに詰め物をすればすべてボートで良いらしい。
ちくわボートなどもあったから、野菜に限った呼び方ではないようだ。
ピーマンボートも、あった。
肉詰めピーマンは、いずれ死語になるのだろうか。
そんな疑問を残しつつ、ズッキーニの中身をくり抜いてチーズやらマヨネーズやらと混ぜてオーブンで焼いたズッキーニボートは、なかなかの評判だった。
野菜って、美しい。
〈レシピ〉
ズッキーニの中身をくり抜き粗みじん切りにして塩を振る。ボートにも塩を振る。
中身の水気を絞り、ベーコン1枚、玉葱1/8個の粗みじん切りとピザ用チーズ30g、マヨネーズ大さじ1とを混ぜ合わせる。
水気を拭いたボートに、粒マスタードを塗り、フィリングを詰める。
200℃のオーブンで25分焼く。
チキンソテーと合わせて。秋刀魚用に購入した2枚の皿ですが、使い勝手が良くいろいろ使っています。
残り物のポテチサラダなどを出したら、彩り鮮やかな食卓になりました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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