週末、娘の部屋の障子を張り替えた。
長く留守にしているあいだに、穴が空き黄ばんでもいた。
夫と娘と3人でYouTubeを見ながら、古い障子を剥がし、新しい障子を張った。
娘には午前中、洗面所の掃除を頼んでいたので、剥がすのはわたしが活躍した。糊づけしてある部分に”はがし剤”を塗っていく。
「替わろうか?」
夫が言うので、
「あ、やりたい? わたしこれ、大好きなんだけど」
答えると、特にやりたくはないとの返事。すべてやらせてもらった。
5分待ち、するすると剥がしていく。これも楽しい。
そのあと、糊のついた部分や埃をぞうきんで拭いていく。
「1回じゃとれないから、わたしのあとを追って拭いてください」
几帳面な夫が、きれいに拭き上げた。
枠がしっかり乾いてから、障子紙をセットし、枠に糊づけ。
あーでもないこーでもないと3人で交替しながら、ほぼ娘が糊づけ。そこに巻いてある障子紙を転がしていく。
あとは、周りの余った障子紙をカッターで切っていく。ここは経験者である夫が主導。娘も教わり切り始めた。わたしは障子紙を抑えたり、片づけに入る。
そうこうして、ぶじに2枚の障子を張り終えたのだった。
「きれい!」
「楽勝じゃん」
「張れたね~」
夫婦でも、親子でも、それぞれ好きな仕事や、こだわるところが違っていて、それがとてもおもしろかった。
剥がし終えた障子の枠。
糊づけするする娘。
張り終えて、周りの障子紙をカッターで切っているところ。
おーっ、美しくできあがりました。
階段から見上げても、白が眩しい。
こんにちわ
障子の張替え、お疲れさまでした。
ご家族で協力して、美しく仕上がりましたね!
照明器具も、和紙でしょうか?素敵ですね!
我が家の障子の張替えは夫担当です。
全面お任せなのですが、夫の性分に合っているんだと思います。
真っ白い貼りたての障子はいいですね。
我が家も和室の障子を数年貼り替えていないのです。
動画に障子の貼り換えがあったのですね。私もやってみようかな。
実は苦手なので、障子貼りはずっと主人の仕事でした。
剥がすのは私、貼るのは夫。呆れる母でした。
新しいのは気持ちがいいですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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