庭の木に生ったと、柿をたくさんいただいた。
1日1個、朝食後に夫と食べた。
10個の柿は、10日ほどでなくなったが、日々熟していくので味わいも変わり、おもしろかった。
食べ終えて、しばらくした頃、また5つほどいただいた。冷蔵庫に入れておいたものだそうだ。
かなり、やわらかくなっている。
「まだ、”づくし”まではいかんけど」
”づくし”という言葉を、久しぶりに聞いた。
明野に越してきて何年目かに、”づくし”という言葉を教わった。
近所の農家さんで、夏には格別においしい胡瓜を分けてくれる。やはり、畑に生った柿をいただいたときのことだ。
「食べきれんかったら、”づくし”にすりゃいいら。スプーンで掬って食えし」
そして俳句を始め、季語に「熟柿(じゅくし)」があることを知り、わかった。
”づくし”は、熟柿がなまった言葉だったのだと。
柿は、あと2つ残っている。冷蔵庫のなかで、だんだん”づくし”になっていく。

「持っていって」と袋を手渡され、適当に入れたら10個ありました。

最初は、硬めの柿でした。

だんだんやわらかくなって。

ふたたびいただいた柿。皮も、鮮やかなオレンジ色。
日あたりや熟柿の如き心地あり 夏目漱石

だいぶ、熟していました。

ヨーグルトとぴったり合う感じ。

ここまできたら、”づくし”といえるかな。
こんばんは。
私も毎日づくしを食べております。
食べるというよりも啜るという感じですよね。
づくし…‥熟柿のことなのですね。
柿は冷蔵庫に入れてもすぐに熟してしまいます。
私はそれを入れて秋田に伝わる柿漬けを作りました。
美味しくできるかどうか?分量も何も全部テキトーです。
柿は美味しくてつい食べすぎますね。
さえさんの召し上がった柿は甘柿なのですか?
秋田の柿はほとんどが渋柿です。

随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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