シンガポールは、赤道より少し上の南の国。
夫は、10年ほど前に仕事で訪れているが、わたしの知識は、マーライオンと、地上200mの屋上にプールがあるスカイパークくらいのもの。
ゴミを捨てると罰金が課せられるから、街がきれいだということは聞いたことがあった。
なので、南のリゾート地というよりは、南の国に作られた都会というイメージがある。
今回シンガポールを歩き、まさにその通りだと思った。あるいは、国じゅうがテーマパークといってもいいかもしれない。
東京23区と同じくらいの広さしかない小さな国には、観光客が楽しめるスポットが目白押しだ。
そのひとつが、ホーカーズ。
路上屋台〈ホーカー(Hawker)〉が集められたフードコートのようなもののことで、シンガポールの郷土料理を主に食べられる。
シンガポールの中心街には、それぞれの特色を持ったホーカーズが点在していて、中華中心だったり、インド系、マレー系、人気のシンガポールチキンライスの店が並ぶホーカーズなどなど。
3泊5日の短い旅だったが、ホーカーズのおかげで、様々な郷土料理が楽しめた。
こういうときに、好き嫌いがないというのが、わたしたち夫婦の強みである。
到着が夕方のプランだったので、その日の夜は、マーライオン近くの「マカンストラ・グラットンズ・ベイ」で。
「バクテー(肉骨茶)ヌードル」と。
名前忘れましたが、「ホッケン・ミー(福建面)」っぽい辛い焼きそばを。
こんな雰囲気でした。ビールがいちばん高くて、あまり飲めなかったのが残念!
翌日は、チャイナ・タウン近くの「マックスウェル・フードセンター」でランチ。すごい人。
「人気№1」とある「ラクサ(叻沙)」を。
ココナッツミルク味の甘辛麺。好きな味でした。油揚げが入っているのが、アジアっっぽい。
「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」近くの「サテー・バイ・ザ・ベイ」は、サテーの屋台が中心のホーカーズ。
鶏とマトンをオーダー。甘辛味噌が、たまらない。
本物の「ホッケン・ミー(福建面)」も。これを食べて、ホッケン・ミーファンになりました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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