秋に収穫した栗がチルドルームで眠っていたので、栗の甘露煮を煮た。
初めての体験。
といっても煮るのはなんてことはなく、栗剥きで手が痛む以外に、難関はなかった。
行き当たりばったりで始めたので、入れると綺麗な黄色に仕上がるクチナシの実もなく、できあがりは渋皮煮のような色だが、それでも「あるものを買うという抵抗」には勝てなかったのである。
御節の準備は、買い物も含め週初めからゆるゆると始まっている。
今年は夫婦ふたり。のんびりだ。
だから、甘露煮も煮てみよう(剝いてみよう)という気になった。
その根底には、「あるものを買うという抵抗」が強く根づいていた。
こんなふうにいくつもの些細なことごとが、葉脈から根から、日々、そして1年という幹に、さらに60年ほどの年月に流れ入ってくる。
そんなひとつひとつが、人を作ってゆくのだろう。
栗の木を植えて、はて、何年になるのだろうか。
9月初めの栗の木。
9月半ば、熟した栗の実。見るからに新鮮。
チルドルームの栗は、ずいぶん湿っていました。
こんな色の甘露煮になりました。
最近いただいた珍しいもの。このオレンジ、見た目は何の変哲もないオレンジですが。
ところが、めっちゃ瑞々しい! 「紅まどんな」という愛媛のオレンジです。
高校時代の友人が送ってくれた、ポテトフライ。チェダーチーズやアンチョビガーリック。そして、トリュフ風味。
さっそくいただきました。う~ん、ビールに合う!
☆今年2022年も、遊びに来ていただいてありがとうございました。新しい年がみなさまにとって良き年になりますように。
こんばんは!
紅マドンナ、何年か前にNHKのゆうどきという夕方の番組で知り、母がまりに食べたいというものだからわけあり紅マドンナをお取り寄せしたことがあります。
その美味しさに驚愕!これ美味しいですね。
母は果物大好きで、今日も巨大な蜜柑一つとりんご(ふじ)を半分食べました。
今年もさえさんの綴る素敵なブログがとても楽しみでした。
そして伺ってみると本当にそうそう、そうなんだよね、へ~こんな美味しいものがあるの?と楽しかったです。
新しい年もどうぞよろしくね♪
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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