きのうから東京は表参道骨董通りで、夫が写真を出しているグループ展『山梨のアーティストたち』が始まった。メンバーは、昨年と同じく4人。
「異なる土と鉄、二つの素材から生まれいずるかたち」
標ルミ(ビーズ・アーティスト)
「彩なすビーズの個性を活かしたオリジナルアクセサリー」
田原恵美(絵画作家)
「田園暮らしの情景をきりとり彩る油絵」
Yasuo Maeda(写真家)
「不思議と居心地の良さを感じさせてくれる欧州の街角」
2回目の出展となるYasuoMaedaの写真は、2月に旅したポルトガルがテーマ。
日本の4分の1ほどの国土に、人口では10分の1にしか満たない人たちが暮らすヨーロッパ最西端の小さな国。大西洋の向こうへとユートピアを求め、船を漕ぎだしていった歴史を持つ人たち。潮の香りを感じる優しい味わいの料理を好み、コツコツと模様を編み上げるように石畳を作り、白と青のコントラストもまぶしいアズレージョを描く。
そんなポルトガルの風景を、ひとつひとつていねいに写真に収めている。
同じ街を歩き同じ風景を見たにもかかわらず、彼が収めた風景は、初めて目にするような真新しさと驚きに満ちていた。写真というモノの奥深さを感じさせてもらっている。
『ギャラリー・ストークス』にて
〒107-0062 東京都港区南青山6-2-10 TIビル4F
03(3797)0856
2019年6月5日(水)~16日(日)
12:00-19:00 最終日16:00 まで
休廊日11日(火)
☆展覧会の写真は、ほんの一部です。ぜひ会場に足をお運びください。
それぞれに個性豊かな作品ですね。
多彩でいらっしゃるのですね。
あのポルトガルの風景が、蘇りますね。配置も素敵です。
近くなら、伺いたいところです。
久々にブログを拝見。
山梨は芸術家のむら(何故こうよびたいのです)では、と思いつつ会場の雰囲気を想像しています。
yasuo maeda(写真家)の「不思議と居心地の良さを感じさせてくれる欧州の街角」って表題いいですね。「同じ街を歩き同じ風景を見たにもかかわらず、初めて目にするような真新しさと驚きに満ちていて・・」 素敵です。
以前、ブログに纏められたさえさんの映像が強烈な印象で残っているだけに、一枚一枚にいっそう興味がわきます。写真集にでも纏められるのを楽しみにしています。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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