左太股の内転筋を傷めてから、半年ものあいだヨガ教室のピラティスを休んでいた。夏くらいには歩くのはまったく問題なくなったし、再開しようかなと迷いつつ、それでも踏み切れなかったのは、大きく開脚すると痛みが残る状態だったからだ。
自己流でストレッチしては、やっぱり痛いからこの動きはまだしない方がいいと試行錯誤を繰り返す日々。
(ピラティス、行きたいな。でも、また傷めたら)
気持ちが、行ったり来たり。
ようやく踏み切れたのは、なんだろう。きっかけは、なかったのである。
長く休んでいた時間とか、そのときの体調とか、バイオリズムとか、天気とか、予定の詰まり具合とか、そんななんやかやで、はたとまた始めようと思ったのだろうか。
そうして2週間前、ピラティスを再開した。再開できた。
驚いたのは、自分のなかでイメージしていたほどには、ピラティスはハードではなかったということだ。
また傷めたら辛いと思うがあまり、もっともっと激しい印象に記憶を改ざんしていたらしい。
基本、開脚はムリせず、まあほかの部分もムリせず、ゆったり大らかに、ふたたび続けていこうと思う。
ピラティスは、セラピーバンドという8つに区切られたゴムバンドとゴムボールを使います。
娘に譲り受けた部屋では、ストレッチポールにもよく乗っています。
少しずつわたしの部屋になっています。腰が楽な組み立て式チェアも入れました。がんばって組み立てました。
余っていたベッドも入れて、お昼寝したりしています。
YasuoMaedaの写真も、飾ってありますよ。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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