足場は撤去されたが、ペンキ塗りな日々は続いていた。
玄関のドアと、ウッドデッキを塗り直すことにしたのである。
ウッドデッキは、靴跡や薪、椅子などで擦れて剥げた部分の補修で、全体を。
玄関は、外壁と同じ色だったのを濃い色に塗り替えようという試みだ。
ウッドデッキは、黒というイメージだったのだが、「エボニー」という「緑と黄みがかった黒」と少し茶寄りのペンキを塗っていた。「ピアノの黒鍵にも使われる黒檀(こくたん)の木の色」だそうだ。
今回も、同じ色を重ねた。
玄関に黒、その「エボニー」はどうだろうかと相談しつつ、試してみた。
すると、以前塗った「カスタニ」(外壁と同じ茶色)がどうしても残ってしまい、ウッドデッキとは違う「こげ茶」という色合いになった。
偶然できた色だが、黒よりも合っていたんじゃないかとふたり同意見だった。
ペンキ塗りは、これでようやく完了。
試行錯誤しつつ、失敗もあり、思わぬ結果もあり、それでも自分の家だから、いいのである。
塗装屋さんや左官屋さんではないのだから、できる範囲できれいになれば、それでいい。
「エボニー」を塗ったけれど、こげ茶になった玄関のドア。
自分でかいておきながら、ドラマやコントでしか見ない貼り紙だな~と可笑しくなりました。
中途半端な写真しかなかったけど、一応、before。
そして、after。塗ってよかった!
ウッドデッキ。黒い部分が影ではなく、薪運び通路を塗らずに置いておいた日の図です。
左がafter、右がbefore。靴跡や薪などで、ずいぶん傷ついていました。
塗り終えて次の夜に、雨が降りました。2階のベランダから見てみると、真っ黒ではなく茶色みがあります。
雨粒をはじいたウッドデッキに、雨上がりの空が映っていました。
こんばんは。
完成ですね!
お疲れさまでした。
きれいに塗られていますね。
デッキに映った青空が素敵です。
足場だけ頼んだのですか?
我が家は3階まであるのでできないと思うけど、楽しそうでやってみたいと思いました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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