東京に行った際、ハッカマスクを購入した。北見ハッカ通商のものだ。
ハッカの香りが爽やかで、これから本格的にやってくる夏の季節にはぴったり。洗っても、香りは持続するという。
ところで、「ハッカ」と「ミント」が同一のものだとは、大人になってから初めて知った。日本語の「薄荷」を英語にすると「mint」なのだった。
子供の頃、サクマドロップスの缶からハッカ味が出てくると、うれしかった。わたしのなかの「ハッカ」は、サクマドロップスのハッカ味だったのだ。
だから大人になり、ミントティーを楽しんだり、庭に植えたりしても同じものだとは知らずにいた。
ハッカとミントは同じでも、ハッカ飴とミントは違う。だから別のものだと長く勘違いしたままとなってしまった。
サクマドロップスの缶には、8種類の飴が入っているそうだが、数はまちまちなのだそうだ。缶の小さな穴からドロップが出てきたとき、「何が出てくるのかわからない」というワクワクを楽しんで欲しいという意図があるとか。
コンピューターで何もかもがわかってしまうような現代、こういう楽しみ方があってもいい。
神保町の三省堂書店入口の雑貨スペースで。
ハッカマスクのほかに、ハッカ油、フェイスシートも購入。
マスクは洗ってもハッカの匂いは消えないそうです。
でもロールオンタイプのハッカ油をミントマークにつけると、さらに香りが増します。
庭のアップルミントです。もうすぐ白い花が咲きます。
マスクのパッケージを拝見した時、「あれ?これ私の愛用の飴と似ている」
と思ったのです。
この北見のハッカ飴を時々舐めています。
半透明の飴が薄荷の葉の形でかわいいのです。
めったに飴を食べない私のお気に入りです。
洗っても薄荷の成分がとれないマスク、魅力的ですね。
ハッカ油はとてもいいそうです。
枕にもスプレーしてねていると友人は言っておりました。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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