先週、ペンキ塗りがようやく完了し、足場が撤去された。
これであと20年はだいじょうぶだと、大工さんのお墨付きだ。
20年後というと、ふたりとも80歳を超えている。その頃にはもう、ペンキ塗りはムリだろう。
今回、足場から転げ落ちるという体験をして思ったのは、もちろん自分の不注意であることに変わりはないのだが、今の自分には持ちきれないほどの仕事量を抱えてはいけないという自戒だ。
ふとした瞬間に集中が切れる。それが、事故を呼ぶ。
そして還暦を過ぎ、持てる荷物は確実に減っていることを実感した。
ペンキ塗り以外にも多くの予定が入っていて、まるでゲームをクリアしていくかのように池の石を跳んで渡っていくような毎日だったのに、できると思ってしまっていた。
怪我なく暮らすためには、ムリをしないこと。
どのくらいが、自分のムリなのかしっかり把握すること。
これからもキャパシティは日々減っていくのだと、ときどき俯瞰して自分を見つめてみることが大切になってくるのだと思う。
足場が外れ、日常に戻った我が家。
一番傷んでいた西側は、新しい杉板になり、とってもきれい。
before。
かなり傷んで、ペンキの色もすっかり剥げていました。
きのうの朝は、八ヶ岳はすっぽり雲をかぶっていました。リビングの窓から。
2階の窓からのぞむ南アルプス連峰、鳳凰三山。
地蔵岳のオベリスクが、くっきりと見えました。
こんにちわ
ペンキ塗り、お疲れさまでした。
山が見えて、本当に素敵なお宅ですね。
カフェと間違えてしまいそうです!
自戒するって大切ですね。
年々、いろいろと衰えてくるのは誰しもあって、それを受け入れて、先読みして気をつける。
仕事でも間違うっていうことを前提で、やってるもんで、毎日疲れ果ててます(笑)
ゆっくり、自分のペースで確認、確認で、なんとかなんとか、つないでつないで・・です。
そちらは、そろそろ雪も降るのでしょうか。
冬の訪れが早いですね。雪景色の山並みが美しいですね。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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