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はりねずみが眠るとき

昼寝をしながら本を読み、ビールを空けて料理する日々

伊予直送の伊予柑

果物選びが難儀な季節だ。

苺もデコポンも、旬というにはまだ早く、高価だ。

そんななか、お隣り須玉町の産直野菜売り場「おいしい市場」で、4つ370円の伊予柑を見つけた。

 

「伊予市から直送」とある。

伊予市は、愛媛県。愛媛といえば、蜜柑の産地。伊予柑も生産日本一だそうだ。

もとは「伊予の国」だった愛媛。だから、伊予柑か。

そういえば二十歳の頃、愛媛の松山が実家だというバイト先の友人の家へ遊びにいったことがあった。年末年始の帰省の際に、一緒にくっついていって彼女の家に宿泊させてもらったのだった。

餅つきを手伝わせてもらい、御節を振る舞っていただいた。

そこで驚いたのは、白味噌の野菜をやわらかく煮た雑煮に甘い餡子をくるんだ餅が入っていたことだ。驚いたけれど、それが妙に優しい味わいで美味しく、日本列島は思っている以上に長いのだよなあと思ったことを覚えている。

 

伊予直送の伊予柑は、瑞々しくて、甘かった。

ほどよい酸味もあるし、皮も手で剥ける。

薄皮が食べられるでこぽんも大好きだが、薄皮を剝けば、伊予柑もでこぽんに劣らない美味しさだ。旬のうちにまた、買いに行こう。

1つ約93円の「おいしい市場」の伊予柑。

角川ソフィア文庫の『俳句歳時記』には載っていなかったけど、「伊予柑」「春の蜜柑」は、春の季語だそうです。

ヨーグルトにも、よく合います。

同じく「おいしい市場」に売っていた「ケルたま」は、ケルセチンが1.5倍だそうです。

お味噌汁や五目焼きそばに、使いました。普通に美味しかったけど、味の違いはわからなかった。

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  1. hanamomo より:

    こんにちは。
    伊予柑大好きですが、スーパーで買ったものは水分が抜けていて少々ガッカリの時が多いです。
    我が家は全員果物好きだから、お取り寄せもいいと思っています。
    4つで370円はお安いですね。
    今我が家では熊の被害であまり味の良くない林檎を毎日食べています。
    熊の被害が及ばぬうちにとちょっと青いまま収穫してしまった林檎です。
    だから林檎のお尻がちょっと青いのです。
    それでも結構甘くて美味しいのですが、やっぱり全身真っ赤な林檎の方がいいです。

    愛媛の思い出、こんないい経験をされたのですね。
    四国は行ったことがありません、いつか行きたいと思っています。

  2. さえ より:

    >hanamomoさん
    おはようございます♩
    たしかに。スーパーで買う果物には当たり外れがつきものですよね。
    お取り寄せもたまにはいいですね(^_-)-☆
    そうですか。熊の被害が、食卓にまで。
    林檎は北の方に多いから、林檎農家さんは特に深刻だったのかもしれませんね。
    木で熟れた林檎の方が、やっぱり美味しいですものね。
    愛媛の思い出。故郷に戻って暮らしている彼女とは、今は年賀状だけのお付き合いですが、そのときのバイト仲間とは東京で年1回くらいは会っています。連絡とってみようかな。

PROFILE

プロフィール
水月

随筆屋。

Webライター。

1962年東京生まれ。

2000年に山梨県北杜市に移住。

2012年から随筆をかき始める。

妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。



『地球の歩き方』北杜・山梨ブログ特派員

 

*このサイトの文章および写真を、無断で使用することを禁じます。

 

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