神戸から帰ってきた日のお昼は、カップラーメンにした。
選んだのは日清の麺NIPPONの八王子だ。
「寶CRAFT」と同じく、日本各地のご当地ラーメンをカップ麺で楽しめるシリーズ。ほかに、「京都こってり鶏白湯」や「博多とんこつラーメン」「尾道背脂醤油ラーメン」などなど、全国ラーメン巡りができそうだ。
残念ながら、山梨バージョンはなかったけれど。
知らなかったが、八王子ラーメンの特徴は、粗みじん切りの玉葱をのせた醤油ベースのタレ&ラードの優しい味わいだそうだ。
たしかに美味しかった。
しかしこの、玉葱の粗みじん切りには、既視感が。
翌日、夕飯にカルパッチョを作っていて、疑問はあっさり解けた。
わたしは、カルパッチョの下によく粗みじん切りにした玉葱を敷く。その状態とよく似ていたのだ。
日々キッチンに立っていると、初めて食べるもののなかにもデジャヴュが点在していることを知る。
本場の八王子ラーメン、いつか食べてみたいものだ。
名称は「麺NIPPON八王子たまねぎ醤油ラーメン」です。
お湯を注ぐ前にいれるのは、チャーシューとシナチクのみ。あとは、後入れです。
後入れじゃないと玉葱のシャキシャキ感が味わえないからなんですね。
蓋の裏には、八王子ラーメンのうんちくが。
カルパッチョの具をのせるまえ。似てるでしょ?
この日は鯛でしたが、帆立や蛸でもよくやるレモン&ディル風味のカルパッチョです。
随筆屋。
Webライター。
1962年東京生まれ。
2000年に山梨県北杜市に移住。
2012年から随筆をかき始める。
妻であり、母であり、主婦であること、ひとりの人であることを大切にし、毎日のなかにある些細な出来事に、様々な方向から光をあて、言葉を紡いでいきたいと思っています。
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